「マイホームって後悔しないのかな…。金銭面のことばかり考えて妥協しちゃうけど…。」
そんな悩みにお答えします。
当記事ではマイホームで後悔しないためのポイントをお話します。
Ryota(@ryota_para)です。
先日、インスタの質問コーナーに以下の投稿がありました。
金銭的にマイホーム購入後、後悔する人もいますよね?
やっぱりある程度貯蓄ないとダメですかね?
これ、ほとんどのマイホームを買おうとしている人の悩みだと感じました。
深掘りしてお答えしていきますね。
Q&Aまとめはこちら
1.マイホームで後悔しないための考え方
以下の4つです。
- マイホームを建てる目的をハッキリさせる
- 価格以外に目を向ける
- 家にこだわりも入れる
- 後悔させない建築士さんと会う
私もそうだったんですが、『損をしないこと』に目を向けると家の良さが見えなくなるんです。
家ってモノというよりサービスです。
悩みすぎて家を建てるまで5年経った場合、以下のものを失います。
家を建てるのが遅くなった場合
- 5年分のアパート代(家を建てたらローン支払いになった)
- 5年間の持ち家で暮らす時間
例えがアレですが…『結婚』みたいにタイミングが大事。そこも含めて解説しますね。
① マイホームを建てる目的をハッキリさせる
全部が完ぺきな家は建てられません。
何のために家を建てるか思い出して、目的にあった土地・間取り・設備しましょう。
育児の場合
- 学校に近い
- 車どおりが少ない
- 階段が封鎖できる
- リビングが広い
もしかしたら、オシャレさ・家の遊び心では後悔するかもしれません。
それでも育児に関しては後悔しない家になりますよね。
目的から優先順位をつける
目的がわかれば家に求める優先順位がわかります。
- 育児
- 収納力
- 料理が楽しくなるようなキッチン
でも予算には限りがあります…。必ず妥協は必要。
優先順位の下の部分を妥協すれば満足度は維持できます。
ここで間違って優先順位の高い部分を削っちゃうと後悔します。
後悔するしないって『軸をブレさせないこと』が大切なんですよ。
② 価格以外に目を向ける
高い買い物なのでどうしても『節約志向』になります。
節約志向は決して悪いことじゃありません。むしろ必要なこと。
ただ、何もかも『コスパ』で考えると家が買えなくなります。
土地によっても、諸経費で価格は変わります。
※諸経費については『新築の諸経費まとめ/家を建てる以外の内訳・必要金額【保存版】』をご覧ください。
だから家は『月額で理想の暮らしを手に入れるサービス』だと考えましょう。
家の価値・サービスについて
アパート代より月額+1万5,000円の支払いとして
- アパート的な騒音問題が解決する
- 部屋数が増える+収納が増える
- 駐車場が増える
- 子どもが走り回れる
- 家を自由に改造できる
- 夢が1つ叶う
こうなると少しお得に感じませんか?
そして戸建てである以上、ほとんどの価値は手に入ります。
全部を手に入れようとせず、あなたが家に求めるものを考えて価値を書き出してみましょう。
③ 家にこだわりも入れる
家には『遊び』も必要です。
というのも、家って『夢』じゃないですか。
目をつむって憧れの家に住む自分と家族を想像してください。その夢を1つは取り入れましょう。
夢のある家の例
- 隠し部屋
- アイランドキッチン
- 中庭
どれも価格が上がります。育児的にも不便な間取り…。
でも、あなたの家です。誰がどう言おうと、憧れの1つは入れましょう。それが後悔をなくすポイントにもなります。
こだわりがあると家に愛着がわきます。家も家族な感じ。
我が家も2Fにロフトがあります。玄関はメチャ広いです。
トイレは狭くて少し後悔ですが、他のよさでカバーできてますよ。
④ 後悔させない建築士さんと会う
建築士さんの腕前であなたの家の良さがかわります。
腕前と言うのは『建築士の腕前』だけでなく、あなたにいい家に住んで欲しい気持ちです。
私が建てた工務店さんの場合、雑談から情報を聞き出して反映してくれました。
私の場合は育児の話とかでたんです。
なので、育児目線の話・間取りを提案してくれました。
私たちも話しているうちに家に対する思いってわきあがってくるんですよ。
ヒアリングが微妙だと何となく不安で後悔します。
家そのものが良くても『不安な気持ち』が残ってると後悔するものなんです…。
工務店・建築士さんの選び方は以下のまとめをどうぞ。
関連カテゴリ 工務店情報のまとめ
疑問:中古物件をリノベーションした方がいいの?
少子化で空き物件が増えている+さらに増えると予測できます。
家を建てるより安くなる『リノベーション』が注目されるのは当然。
ここで考えて欲しいのがリノベーションのデメリット。
リノベーションのデメリット
- 家の耐久性に不安
- リノベーション用のローンは金利が高い傾向
安い家+土地は築30年以上の物件。もう家に価値がありません。
30年経過して家の内部…柱などが大丈夫かどうかです。ボロボロなら住めないので取り壊して建て直し。
逆に高くついちゃいますね。
ただ、これも個人で判断することで答えがない問題です。個人の価値観なので。
大事なのはメリット・デメリットの両方の知識を持って検討することです。
私は耐久性の不安は大きいと思って中古物件を選ぶのはやめました。
でも実家は築50年以上。一部リフォームもしてます。ご参考まで。
2.マイホームを建てて3年目になる私の『後悔』と『家の良さ』
我が家は地元で小さな家を建てて3年目。すっかり家は生活感溢れてます。
プチ後悔はあるものの、大きな後悔はありません。おおむね満足です。
私の現在の気持ちを伝えして、マイホームへの気持ちを確認して頂ければと思います。
後悔:小さな部分で失敗は多い
こんな感じ。
ポイント
- トイレが狭かった
- お風呂場が寒かった
- ランドリールームが狭かった
- 吹き抜けじゃなくても良かった
でも、不便さも可愛い我が家かと思って楽しく感じてます。
全て『どうしようもないレベル』ではありません。
後悔以上に良さがあると家は輝く
後悔している以上の家の良さはコレ。
ポイント
- 子どもがおおはしゃぎ
- 叱らなくていいことで子どもを叱らなくていい(騒音とか)
- 家が冬は温かいし夏は涼しい
- 家で仕事に集中できる
- 帰る場所がずっと同じ
- 家の傷が思い出になる
我が家はいわゆる豪邸じゃありません。
土地も小さいし、家も機能性は優れてるけど小さめ。月々のローンは63,000円です。
それでもここまで満足できたのは建築士さんの力+家に対する考えの軸があったから。
繰り返しになりますが、もう1度『家を建てる目的』を思い出してみましょう。
工務店・建築士さんの選び方は以下のまとめをどうぞ。
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まとめ:マイホームは後悔と良さの比率で考えましょう
マイホームで後悔しない考え方はこちら。
- マイホームを建てる目的をハッキリさせる
- 価格以外に目を向ける
- 家にこだわりも入れる
- 後悔させない建築士さんと会う
価格の問題より『家に対する目的』を考えることが大事です。
というのも、総額以上はお金が出せません。妥協…というより、そこは仕方ないじゃないですか。
後は予算内でできるだけいい家を建ててくれる工務店を探すことですよ。
以上、『マイホームで後悔しないための考え方『妥協と価格で悩むあなたへ』』という記事でした。
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