「猫よけにペットボトルって効果あるのかな。いまだに置いてる家が多いけど…。」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば猫よけにペットボトルが効果のない理由がわかります。
1年ほど猫よけを続けてきたRyotaです。
結論から言えば、ペットボトルはデメリットしかないので猫よけに使うべきではありません。
当記事の内容はこちら
- 猫よけにペットボトルが効果のない理由
- 猫よけにペットボトルを使うデメリット
ペットボトルが光を反射して猫を追い払う…という話でした。
でも、猫が行動するのって早朝や夜。そもそも曇りの日は効果ゼロになります。
中の水が腐って虫の発生源になりますし、『邪魔』ですよね。
それぞれ詳しく解説します。
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1.猫よけにペットボトルが効果のない理由
以下の3つが理由です。
- ペットボトルに害がない
- 光を反射しない天気・時間がある
- 簡単に飛び越えられる
猫よけに効果があるものを想像してください。
猫よけに効果があるもの
- 猫よけ超音波器 → 猫に不快な音
- 猫よけスプリンクラー → 猫は水が苦手
- トゲトゲシート → 足元が不快
どれも猫に不快なこと。だから猫が逃げていきます。
ペットボトルはただ置いてあるだけ。障害物と一緒です。
猫がペットボトルを怖がるなら、ゴミの多い町なんて歩けませんよね…。
① ペットボトルに害がない
ペットボトルに猫が怖がる理由は何もありません。
猫よけにペットボトルが聞くといわれる理由
- 光を反射する
- キラキラ光るので猫が怖がる
- 猫が来ない
猫が光が苦手だとして、ペットボトルである必要もありません。
なら猫が外灯に近づかないか。家の光に近づかないかと言えば平気ですよね…。
しかも猫は観察して学習する動物です。
1度でもペットボトルが『怖いものじゃない』とわかれば、もうペットボトルを怖がりません。
② 光を反射しない天気・時間がある
ペットボトルの光が猫よけに効果があるとして、光が反射できない時がありますよね。
光が反射できない時
- 曇り、雨
- 夜、早朝
猫は夜行性。フンをするのって早朝が多いです。まだ暗い時間帯ですよね…。
わざと人工的な光を当てて反射させないとダメですね。それならペットボトルじゃなくてもいいです。
③ 簡単に飛び越えられる
物理的に侵入を防ぐこともできません。
猫は身体能力に優れてます。
猫の身体能力
- 助走なく1m以上ジャンプできる
- 助走があればさらに飛べる
- 時速50kmで走れる
私もフェンスで猫よけをしています。
1m50cm以上のフェンスを設置しないと猫の侵入を防ぐことはできませんでした。
さらに、猫よけにペットボトルを使う場合、注意点が多いんです…。
元製薬工場勤務の経験も活かしてお話しますね。
2.猫よけにペットボトルを使うデメリット
以下の4つです。
- 水が腐って、虫の発生源になる
- 景観が悪くなる
- 収れん火災の危険がある
- 生活の邪魔になる
水ってすぐに腐ります。家の外に置いてたらさらに腐りやすいですよね。
ペットボトルを設置して終わり!じゃなくて、メンテがいるんですよね。
猫よけにペットボトルを使うとして毎週1回は水を入れ替えないとダメ。
さらに、火災などの危険もあります。ちょっとデメリット多すぎですよね。
① 水が腐って、虫の発生源になる
ペットボトルというのもポイント。
ペットボトルの水が腐りやすい理由
- ペットボトルを洗って猫よけに使う可能性が低い
- 水道水の不純物が腐る
- 口をつけたペットボトルだと雑菌が入っている
ちゃんと清潔にして防腐剤を入れて使う人なんていませんよね。
猫よけにペットボトルを使いたいのって『手軽に猫よけしたいから』ですので…。
口をつけたら雑菌がいます。3日ほどで中の水は腐りますよ。
ミネラルウォーターを買ってきて、封を空けずに使えば別です。
腐った臭いが虫を呼び寄せる
水が腐るとコケとか硫黄みたいな、なんともいえない臭いですよね…。
あの臭いを虫が好みます。
- 蚊
- ゴキブリ
- アブ
- ハエ
こんな虫が集まりますね…。
さらに、上記の虫を食べる『クモ』が発生。どんどん虫が増えていきます。
② 景観が悪くなる
ペットボトルは誰がどう見てもゴミです。
せっかくのモダンな家、カフェ風住宅も台無しです。
しかも猫よけにペットボトルを使うなら1本2本じゃダメ。
フェンスみたいにズラっと並べる形になりますよね。人間性も疑われます。
ゴミ屋敷っぽくなっちゃうんですよ。
ペットボトルから臭いと虫が発生して、ご近所問題になる恐れもあります。
③ 収れん火災の危険がある
ペットボトルの水がレンズの役割になり、モノを燃やす危険があります。
本件火災の出火原因は、テーブル上のペットボトルがレンズの役割となり、収れん現象を起こして新聞紙等に着火し、火災に至り、その炎で近くにあった殺虫剤スプレー缶を爆発させたものと推定する。
引用 消防防災博物館
直接、家を燃やす!という不安は少ないです。
でも、スプレー缶を爆発させる。葉っぱを燃やすという可能性がありますよね。
ウッドデッキの上のテーブルに置くとか、高い場所に置いていると『思いがけないものが燃える』危険があります。
ブロック塀の上にペットボトルを置いてたら早く捨てましょう。
④ 生活の邪魔になる
特に駐車場や玄関先に設置していた場合です。
猫よけペットボトルが邪魔な時
- 車を出す時、駐車時
- 子どもと遊ぶ
- 自転車を出す時
- 雪かき
あるあるなのは駐車の時に踏み潰しちゃうこと。
腐った水が一気に駐車場に散らばります…。臭いも凄いし、車も洗わないとダメ。
放置すれば虫が集まる原因です。
後は雪ですね。雪かきの時にペットボトルが見えなくて落としちゃうとかあるあるですよ。
まとめ:猫よけにペットボトルを使うのはやめましょう
猫よけにペットボトルが効果のない理由がこちらです。
- ペットボトルに害がない
- 光を反射しない天気・時間がある
- 簡単に飛び越えられる
しかも、使うことでデメリットだらけ。
特に『虫』が問題。毎週、水を入れ替えてメンテできるかどうかです。
それができないのなら、素直にメンテが少ない『猫よけ超音波器』を使った方が効率的ですよ。
以上、『猫よけにペットボトルが効果のない理由/設置するデメリットも解説』という記事でした。
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