「間取りで使えるアイデアってどういうのがあるんだろう?」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば、住み心地に影響する間取りアイデアがわかります。
住宅メディア運営者のRyotaです。インスタで200名以上にアドバイスしてきました。
当記事は、
- 間取りのアイデアが知りたいあなたへ
- 住み心地に影響するポイント
- 小さいけど大事なこと
をアイデアとして紹介していきたいと思います。
これから間取りを考える・または考え中のあなたにピッタリな内容です。
ぜひ参考にしてくださいね。
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1.引き戸と開き戸を変更する
- 扉同士が近いとぶつかる
- 動線が扉で遮られる
- 急な開閉で人がぶつかる
扉の開閉方向って見逃しがちなんですね。
扉を開けることで廊下が通れなくなったら不便なんですよ。
リビングの扉真横に階段があるとします。
引き戸だと階段の動線が遮られちゃいますよね。
全部の扉の開閉方向を確認。移動に不便はないか考えましょう。
ポイント
引き戸だと扉の開閉方向問題はなくなりますね。
ただし、引き戸の方が価格が高め。設置できない場所もあるので注意しましょう。
2.窓のサイズや数を調整する
- 窓の前には家具が置けない
- 窓が少ないと採光や臭いの問題がある
- 防犯面の不安がある
窓って皆さんが後悔するポイントの1つなんですね。
間取りと関係なさそうに見えて、間取りを左右する重要項目。
- 風通し
- 明かり
- 防犯面
- 部屋の暖かさ
- プライバシー
こんなことに影響します。
後は家具の場所。窓の前には家具が置けません。
リビングが窓だらけだと収納ナシの部屋になりますからね。注意しましょう。
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3.脱衣所のプライバシーを守る
- 家族でも着替えはお風呂前は見られたくない
- 家族がお風呂に入る時間は意外に長い
家族でもお風呂に入る前は見られたくないですよね。
特に思春期の子ども。気にします。
ここで問題なのが、脱衣所が動線になってる場合…。
- 脱衣所が通路になってる
- 脱衣所に扉が2つある
家事動線に便利なのがアダになってます。
脱衣所の扉にも鍵を付けましょう。
後は、脱衣所に生活上必須の設備を付けないことです。
ポイント
私の実家は古い造り。
なんと、脱衣所からお風呂場とトイレがつながってるんです。
誰かが着替えている間は誰もトイレに入れませんね。
トイレの音がお風呂に聞こえちゃうのも残念です。
4.階段の角度を緩やかにする
- 踊り場を設置する
- 急な角度にしない
- フェンスを設置する
階段ってかなり危ない場所なんですね。
その割に階段を意識して考える人って少ないんです。
私の実家が古い造り。
手すりを持たないと上れないほど階段が急。家族は母親以外全員転落してます。
せめて踊り場を作りましょう。
- 転落しても踊り場で立て直せる
- 重いものを持ってても、踊り場で休憩できる
老後も使いやすくなりますよ。
ポイント
階段ってちゃんと建築基準法上で角度とか幅が決められてます。
でも、建築基準法上ギリギリサイズだと普通に使うには危ないんですね。
余裕を持って作るのが大切ですよ。
5.勾配天井+ロフトの組み合わせを使う
寝室を勾配天井にすればロフトが設置できます。
ロフトって便利なんですよ。
- 季節用品の収納
- 防災グッズ、食料と水の備蓄
- 使わなくなったものの一時的な置き場
上記に使えます。
しかも、
新しく部屋を作る必要がない
んですね。
ただし勾配天井もロフトも追加料金。その点は注意してくださいね。
空間が広がることでのデメリットもあります。
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6.子ども部屋を分割できるようにする
- 1つの部屋に各設備を2つ・扉を2つ設置する
- 子どもが大きくなったら間仕切り壁を設置
- 子どもが巣立ったら間仕切り壁を撤去
拡張性の高い家になりますね。
子どもが子ども部屋を使う期間って短いです。
中学生から大学卒業までを仮定すると10年ほど。
将来、大きな部屋が1つあると子どもの家族が遊びに来た時の部屋に使えます。
間仕切り壁の設置・撤去もそれぞれ10万あれば十分。
家族構成にもよりますが、検討する価値はありますよ。
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7.最低限の吹き抜けサイズにする
- 吹き抜けサイズを小さくする
- リビング階段をやめる
- そもそも吹き抜けをやめる
吹き抜けはデザイン上オシャレですよね。
光も取り込めるし、開放感もあります。
一方でデメリットも多いんですね…。
- 空調が効きづらくなる
- 2Fの間取りが制限される
- 音が響く
どれも住み心地に影響する大きなこと。
吹き抜けサイズを小さくする検討もしましょう。
ポイント
我が家は一部吹き抜けです。
周りの家が大きかったため採光の問題がありました。
なので、最低限の吹き抜けサイズにしています。ご参考まで。
▼吹き抜けの注意点について詳しくはこちら▼
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8.エアコンを床に設置する
エアコンって部屋の上に設置するのが普通です。
でも、床に設置する方法もありますよね。
ついでに掃除もラク。
吹き抜けのある住宅でも人のいる居住スペースから暖めることができますよね。
注意ポイント
ただし、子どもが触ったりする危険はありますね。
業者さんとも相談して、エアコンの稼働に問題ないよう設置してください。
9.洗濯機から物干しまでを近くする
- ベランダで干すか、1Fで干すのか
- 2Fで干すとして、洗濯機から階段までは近いか
家事で大変なのって洗濯なんですね。
洗濯物を持っての移動…。歳を取ってからは重労働です。
例えば、
- 庭
- ウッドデッキ
- 室内の乾燥室
- サンルーム
という選択肢もあります。
ベランダが必要なくなる可能性もあるんですよ。
あなたがラクに洗濯を干せる方法を自由に考えてみましょう。
10.廊下を減らす・または設置する
廊下って音や臭いのクッションになるんですね。
- トイレの音や臭いを防止する
- 脱衣所がリビングから見えない
- 子ども部屋の音が寝室にもれない
でも、廊下があれば家のサイズが広くなります。
廊下をなくせば各部屋が大きくなる可能性ってありますよね。
ポイント
ちなみに我が家は廊下ありです。
お風呂場とトイレはリビングから廊下を通らないと移動できません。
家族でもプライバシーは確保したかったんですよね。
11.クローゼットを1階に設置する
1階と2階にクローゼットを設置する方もいらっしゃいます。
我が家も玄関横の収納にパイプハンガーを設置。
アウター類だけ収納できるようにしたら超便利!だったんですよ。
扉を設置すれば、クローゼット内で着替えればいいんですよ。
または、インナーとパンツ類だけ2階に収納するとか。
注文住宅ならではの自由な設計で収納を設置しましょう。
ポイント
ウォークインクローゼットが皆さんの間取り後悔ポイント1位でした。
形やサイズでも悩んじゃうんですね。
真四角だと意外に収納できません。長方形のクローゼットを2つと言う選択肢も考えましょう。
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12.土間収納を孤立させない
シューズクロークもそうですね。
孤立した部屋にしちゃう(行き止まり)と、
- 臭いがこもる
- 暗い
- 靴を履き替えないといけない
- 掃除しにくい
ほぼメリットがないです。
そもそも、部屋にしなければ壁が必要ありません。
玄関が広くなるんです。
玄関が広くなれば、
- 自転車
- 部活道具
- 傘
など、玄関収納品がたくさん置けるじゃないですか。
収納を人に見せたくない気持ちがある場合、扉が必要ですよね。
扉があると扉の開閉部分には物が置けなくなりますよ。
ぜひご検討ください。
まとめ:間取りは細かい部分を大事にしましょう
細かい内容ですが大事なことばかりでしたね。
皆さんの後悔した部分だから参考になります。
間取りって部屋のサイズや位置ばかり考えます。それ以外にも大事な部分があるんですよ。
まずは、
扉の開閉方向
窓の数・大きさ
からチェックしましょう。
扉の開閉方向を間違えて書いてる建築士さんもいますからね。要注意ですよ。
以上、『【シンプル】間取りで使える12のアイデア/住み心地に影響する場所がこれだ!』という記事でした。
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