「施主支給ってどうなんだろう。節約におすすめなのかどうか、メリットやデメリットも知りたい。」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば施主支給が節約におすすめな理由がわかります。
照明を施主支給させてもらったRyotaです。
自分で材料を準備して施工してもらうので、そりゃお得ですよね。
そこで当記事では『どういうものが施主支給できるのか』をお話していきます。
メリットだけでなく、デメリットや実際の流れまで解説しますので、どうぞお役立てくださいね。
▼家の維持費で安くするコツ▼
-
維持費・ランニングコストの安い家の設備と間取りの特徴まとめ
続きを見る
▼建築中トラブルの回避方法▼
-
マイホームの建築中のトラブル回避方法4項目/大工さんへの差し入れなど
続きを見る
1.施主支給が節約におすすめな理由とデメリットについて
自分で自由に材料を選べるので、節約しやすいんですよね。
何にもこだわらなければ『100円均一』でさえ材料は揃います。
ただし、材料に対しての責任。材料を揃える責任が発生します。
施主支給が不可能な業者さんもいます。その点はご了承ください。
理由:自分で材料を準備できるので、節約になる
あなたが納得すればどういう品物でも使えます。
いくらでも節約できる。それが魅力です。
自由な手段で選べる『割引・ホームセンターなど』
準備するものによりますが、以下のような方法で節約できます。
施主支給の節約ポイント
- 中古品
- 通販で割引されていたもの
- 普通にホームセンターで販売されていたもの
アクセント用のものなら自分で作るのもいいですね。タイルとか。
タイルの1枚1枚に手書きで色を塗る人もいます。キッチンタイルがオシャレになりますよね。
他にはない材料を使うというのも、施主支給の魅力の1つです。
デメリット:責任が伴う
モノを準備するって責任重大です。
モノを準備する責任
- 必要な時に必要なだけ揃えること
- 品質
- 使っていく中での破損
あなたの準備が遅れたら工期が遅れます。
後は、取り付ける時に品質が悪すぎて破損したらあなたにも責任が出てきます。
たびたび100円均一を例にしてます。
100円で買ったタオルかけ。そりゃ強度も弱いし寿命は短いです…。
大工さんが取り付けの時に壊してしまっても、全部大工さんの責任とは言えませんよね。
施主支給は何でもできるものじゃない
あまりに大型のものは断られると思いましょう。
- キッチン
- トイレ
- お風呂
もし、指定のメーカーがあるのなら施主支給ではなく『相談』という形からスタートです。
私たちは家を建てることに関しては素人。
いつ、どこにどうやって運べばいいとかわかりませんよね。
なので、『簡単に持ち運びできるもの』を施主支給するべき。以下続きます。
2.施主支給しやすいものについて
以下の4つです。
- 照明
- カーテン
- タオルハンガーなどの細かな備品
- アクセントになるもの
もっとも、最初からプランに組み込まれていることがあります。
何が含まれていて、何が含まれていないのかもあわせてチェックしてご検討くださいね。
① 照明
照明は施主支給しやすいアイテムの1つ。
照明の施主支給ポイント
- 前の家から持ち運びができる
- オシャレなものを通販で買いやすい
- 準備が遅れても取り付けてもらいやすい
我が家も照明の一部は施主支給させてもらいました。
注意点はダウンライトをどうするかですね。
最近はプロジェクター付きのライトも販売されてます。拡張性は気をつけてくださいね。
以下の動画の1分30秒辺りでダウンライトのことを話してます。
② カーテン
カーテン類はプランに組み込まれていないケースがあります。
カーテンを安く揃えるポイント
- ホームセンターやニトリで揃える
- 窓の数を減らす
- 他の家庭で使わなくなったものを譲ってもらう
戸建ての場合はオーダーメイドが必要な可能性もあります。
ロールカーテンなどカーテンにも種類がありますので、カーテン担当の人と細かく打ち合わせしましょう。
我が家はカーテンが最初からプランに含まれていました。
カーテンの専門店に行き、どこにどのカーテンを取り付けるかを選ぶだけで終了です。
ラクはラクでしたよ。
③ タオルハンガーなどの細かな備品
トイレのタオルハンガー。キッチンの吊り下げ用フックなどですね。
石膏ボードの壁に取り付けって専用の釘が必要。
その辺りの問題も大工さんが解決してくれます。
500~1,000円も出せばオシャレなものも揃います。日ごろからチェックしておきましょう。
④ アクセントになるもの
既にお話した『タイル』などですね。
アクセント品のポイント
- 準備が難しいものなので、施主支給しやすい
- 手形など家族だけのものを取り入れよう
- 子どもに絵を描いてもらうのもあり
工務店の対応次第になるものの、『ハーフビルド的』に自分たちでタイルを施工させてもらうのもいいですよね。
タイルやアクセントになる素材って各地の家関係のイベントで無料配布されてます。
日ごろからチラシをチェックしてみましょう。
3.施主支給の流れについて
以下のとおりです。シンプル。
- 準備するものを揃える
- 工事前の段階で工務店に届ける
どこでどうやって買ったかは問題じゃありません。
ただ、破損がないか。ちゃんと使えるモノかどうかの確認は必要ですよ。
① 準備するものを揃える
普通に買えばいいのですが、注意点があります。
施主支給準備の注意ポイント
- 破損がないかチェックする
- 早めに揃えた場合、在庫になる
特に通販で購入した場合ですよね。
中身を見ずに渡すと『最初から壊れてた、壊れてない』の問題になります。
必要になる時の1ヶ月前に準備したらずっと家の中で邪魔。大きなものは注意しましょう。
モノが少ないのなら、工務店と一緒に中を確認するのもいいでしょう。
その時に取り付けイメージのすり合わせもできます。
② 工事前の段階で工務店に届ける
あまり早くに渡しても工務店が困っちゃいます。
自社でそろえたものなら、自分たちで責任を持って扱えます。
でも施主支給のものは『扱いが慎重』になるじゃないですか。あなたはお客さんなので。
お互いの関係がギクシャクしないように気をつけましょうね。
一時的にレンタルの置き場を借りるのもありですよ。1ヶ月数千円ですし。
それでもお得になることが多いので、賢く使ってくださいねー!
まとめ:細かいものは施主支給を交渉しましょう
施主支給のメリット、デメリットのおさらいです。
メリット
- 節約になる
- 自分たちで自由に揃えられる
- DIYしたものでも設置できる
デメリット
- 責任が発生する
- 準備に遅れると工期に影響する
- 準備段階でモノに破損などがないかチェックする
大型のものを支給したいなら工務店としっかり相談しましょう。
受付不可の工務店もあります。不安なら成約前に質問するといいですよ。
以上、『【お得過ぎっ!】施主支給が節約におすすめな理由/施主支給しやすいもの、実際の流れまで紹介します』という記事でした。
-
維持費・ランニングコストの安い家の設備と間取りの特徴まとめ
続きを見る
-
マイホームの建築中のトラブル回避方法4項目/大工さんへの差し入れなど
続きを見る