「マイホーム建築中なんだけど、トラブル回避方法とか大工さんの差し入れとか…するべきことを知りたい。」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めばマイホーム建築中にするべきことがわかります。
マイホームを建てている間は何度も状況を確認していたRyotaです。
写真も何枚か撮影。家の中の振り返りができるようにしてました。
当記事の内容はこちら
- マイホームの建築中のトラブル回避方法4項目
- 大工の棟梁さんから聞いた『家を建てる人』の話
『断熱材チェック』『大工さんに差し入れ』『収納・クローゼットチェック』『間違いチェック』の4つです。
どんな設計図があっても家を建てるのは『人』。
頑張ろうって思いがあればいい家が建つんです。知らないうちに仕事に出ちゃうんですよね。
それぞれ詳しく解説します。
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1.マイホームの建築中のトラブル回避方法4項目

マイホームの建築中のトラブル回避方法
以下の4つです。
- 断熱材チェック
- 大工さんに差し入れ
- 収納・クローゼットチェック
- 間違いチェック
単純に2週間に1度は現場に行く。大事な作業の日は現場に行く。これです。


壁紙が違うとか後で直せます。
でも、家の中のこと。後で取り出せない部分だと直せないじゃないですか。
後は大工さんと仲良くなることです。家の細かい部分の作りが変わってくるんですよ。
① 断熱材チェック

家の中の断熱材写真
断熱材で家の寿命や住み心地が変わります。最重要項目の1つ。
注意ポイント
- 断熱材に隙間ができる
- 家の中に結露ができてカビやすくなる
- 家の寿命が縮む
- 家の気温も変わりやすくなる
どの断熱材を使うかは工務店それぞれ。予算でも変わってきます。
なので、隙間無くピッチリ作られているかどうかをチェックしましょう。
ちなみに我が家は吹き付け発泡ウレタン。細かな隙間も一切ありません。
隙間になりやすい角っちょもばっちりガードされてます。
② 大工さんに差し入れ

大工さんに差し入れをしよう
大工さんと心を通わせましょう。会社と一緒です。


当然、エアコンも何もありません。雨の日はブルーシートの下での作業。
夏は暑いし冬は寒いですよね…。
そういう大工さんのことをあなたがわかってくれたら、大工さんも頑張ろうって思います。
全然汚い話じゃないんです。
大工さんにとって家は作品。いい家を建てたいし、どういう人が住むか知りたいんです。
家に興味を持ち、大工さんに興味を持ってくれるのを喜んでくれます。
差し入れで喜ばれるもの
飲み物です。できれば保冷バッグにいれましょう。
ポイント
夏 → 健康ドリンク・スポーツ飲料・クーリッシュ
冬 → 温かい缶コーヒー・トン汁
Amazonブランドの健康ドリンクが格安です。
これを買っといて、定期的に渡しにいきましょう。
③ 収納・クローゼットチェック

ウォークインクローゼット
我が家はウォークインクローゼットの上収納を少し広げてもらえました。


もちろん無料。その場で「お願いします!」って元気よく返事しましたw
他にも収納って間取り図に対して「あ、狭いな。」とか感じやすいです。
収納棚を増やしてもらうとか、そういうのは途中でも可能。見て確認しましょう。
収納の広さを見て『どういう棚を買うか』とかも検討できますよね。
家を建てているうちから家具もチェックです。
④ 間違いチェック

間取り図を見ながら確認
私のインスタにこういうコメントが来ました。
監督の要領が悪く(半年前まで全く別業種だった新人さんでした)物が届かないので大工さんが困ってました。2回納期を伸ばして未完成のまま引き渡しされました。最初にやったブロック塀の予算入れ忘れたとかで最後に44万追加され、挙げ句の果てにブロック目視で曲がってて引き渡し当日にぶっこわされました。
まぁ、怖いですよね…。
人が建ててるものです。図面と言う『説明書』があっても間違えたら終わり。
大工さんも届いたものをそのまま使うでしょう。最後にチェックできるのってあなたです。
要チェックポイント
- 水周りのメーカー
- 外構
- コンセントの位置
※マイホームトラブルの具体例も紹介中です。
2.大工の棟梁さんから聞いた『家を建てる人』の話

家を作る大工さん
私が家を建てている時に大工の棟梁さんと雑談してたんです。
印象的な言葉だったのが「大工は住む人のことを想像している」です。


私は工場で製品を作ってる時、買う人のことなんで想像してなかったです。
家は高価なもの。しかも手作り。大工さんの気持ちはちょっとしたことに出てきますよね。
例えば子どものいる大工さんなら、建てている家の子どもを見て温かい気持ちになります。
たまたま釘が飛び出てたら『危ない!』と、即座に直してくれますよね。
細かい部分のチェックも子ども目線になるでしょう。
こういう細かなことが家の作りに影響してきます。
例:建売の住宅を建てる時

よく見かけるデザインの家
建売は誰が住むかわからない家です。
私がお話した大工の棟梁さんも建売をガーっと建てたことがあるとのこと。こんなことを仰ってました。
棟梁さんの話
そりゃ、仕事だからしっかり建てます。
でも誰が住むかわからない。20代なのか家族持ちなのか…。下手したら1年間は誰も住まないかも。
そういう家に対して気持ちは入らないしアドバイスもできない。だから『図面以上の家にはならない』。
図面以上の家にはならない…。
私は家に足を運んだから大工さんに良くしてもらえました。
大工さんが裏の家の母ちゃんと何度も目があっちゃったんです。
「Ryotaさん。悪いことは言わないから高いフェンス建てた方がいいよ。絶対住みやすくなるから。」
そうアドバイスをもらって、フェンスを建てました。
だからマイホーム建築中は大工さんとの意見交換を楽しんでください。
▼大工さんの話はこちら▼
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【本質】工務店と大工さんと仲良くなれば良い家が建つ話【経験談】
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まとめ:マイホーム建築中は足を運びましょう
マイホーム建築中って「ヤレヤレ。」と、何もしなくなっちゃいます。
そうじゃなくて、ここが肝心なところ。ある意味、間取り図決定より大事です。
どんなに素晴らしい間取りでも家を建てるのは人。雑な家だったらガッカリ。
そうならないよう、マイホーム建築中は足を運んでくださいね。
以上、『マイホームの建築中のトラブル回避方法4項目/大工さんへの差し入れなど』という記事でした。