「新築の平屋で失敗しないための情報を知りたい。平屋に住んでみたいなーって思ってるから…。」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば新築の平屋で失敗しない情報がわかります。
みんなで作るインスタ住宅アカウントを運営しているRyota(@ryota_para)です。
以下のような質問を何通もインスタより頂きました。
平屋に興味があるんですが、メリットやデメリットを教えてください。
やっぱり2階建てよりも安くなるんです?注意点は?
この疑問について深掘りしていこうと思います。
今回も岐阜オネストホームの後藤社長よりアドバイスを頂戴して記事にしました。
平屋メリット
- 各部屋を広くできる
- 機能的な間取りにしやすい
- 家族との騒音問題が解決しやすい
平屋デメリット
- 坪単価が上がる
- 水害に弱い
- 広い土地が必要
▼間取り記事一覧はこちら▼
1.新築の平屋で失敗しないためのまとめ『メリット・デメリット』
メリットは『各部屋を広くしやすい・階段がないので上り下りがない』ですね。
デメリットは『価格が高い・水害が怖い』という点。
だから土地選びの時点で平屋に適しているかどうか考えるのが大事。
平屋はオシャレなデザインも多く、憧れるのはわかります。
まずはメリット・デメリットの知識をつけて建てれそうかどうかを考えていきましょう。
① 平屋のメリット
平屋メリット
- 各部屋を広くできる
- 機能的な間取りにしやすい
- 家族との騒音問題が解決しやすい
さらに階段がないので『上り下り』がないです。
階段って注意スポットなんですよね。
妊婦の転落。育児中の子どもの転落。老後の転落。怖いことだらけです。
そのリスクがなくなるだけでも嬉しいじゃないですか。
階段がない・廊下を作る必要が少ないことで『使える坪数が増える』のも嬉しいです。
部屋の上下関係がないのでプライバシーも守りやすい。住み心地が良くなります。
② 平屋のデメリット
平屋デメリット
- 坪単価が上がる
- 水害に弱い
- 広い土地が必要
2階建てと同じ居住スペースを確保するなら、平屋は家が大きくなります。
基礎と屋根が大きくなって単価が上がっちゃうんですよね…。
ざっくり2階建てと比べて1.3~1.4倍ほど坪単価が上がります。
※間取りや構造にもよるので、目安としてお考えください。
当然、広い土地が必要です。
駅に近い場所で平屋を建てようとするなら土地代だけでビックリ価格。
家の坪単価は上がる・土地が高いで『資金難』になりやすいです。そうじゃなければ、少し田舎の場所で広い土地を買うことですね。
大雨で水がたまっちゃう土地だと水害リスクも高まります。
ポイント:平屋に適した土地が選べるかどうか
例えばこんな土地は平屋に向いてません。
注意ポイント
- 周りに高い建物が多い
- 水に弱い
- 台風がよく通る
- 狭い
平屋を建てるのなら、平屋を『絶対に建てたい』という目的を作りましょう。
何となくで建てられるものじゃないです…。
次に平屋の間取りのポイントをお話していきます。
2.平屋の間取りで考えて欲しいこと
以下の3つです。
- 洗濯物を干す場所
- トイレの位置と数
- 天井に近い場所の収納
2階建てと違って間取りは自由になりやすいです。
各部屋の位置については土地との関係性もあるので、建築士さんと相談してみましょう。
どの土地でも『考えて欲しい部分』に注目してお話します。
① 洗濯物を干す場所
平屋はベランダがありません。洗濯物を干す場所を改めて考えます。
ポイント
- 庭
- サンルーム
- そもそも乾燥機メインにするので、どこでもいい
庭の場合は『虫・日当たり・猫』の問題が出てきます。
そうするとサンルームをランドリールーム付近に設置するのが良いですよね。
日当たりの良い場所に設置して、何でもサンルーム内で干せる空間を作りましょう。
② トイレの位置と数
位置が悪いとプライバシーが守られません。
2つトイレを設置する家が増えてます。普通は1階・2階ですが、平屋だと悩みますよね…。
リビングにトイレが隣接してると『音』『臭い』が気になります。
玄関にホールをつけてトイレを設置すると使いやすくなりますね。
トイレ2つの場合は建築士さんと相談しましょう。
1つは寝室の近く。1つは玄関の近くにすると使いやすいかなと想像できます。
③ 天井に近い場所の収納
大型収納として使えます。
ポイント
- 季節用品(扇風機など)
- 子どもの遊び道具
- 布団などの寝具
- 貴重品
上記が保管できます。
大型台風で水が不安な時も貴重品・電化製品を逃がしておけますよね。
我が家のように『ロフトを設置』するか、屋根裏部屋を作ることもできます。
追加料金になるものの、検討する価値はありますよ。
平屋の間取りを取り寄せてみよう
平屋で心が揺れ動いている状態なら、試しに間取りを請求してみましょう。
『間取りの一括請求サービス』を使えば、無料で複数の建築士さんから間取りを取り寄せできます。
間取りを比較するメリット
- 家の『可能性』が見えてくる
- 本当に平屋が必要かどうかわかる
- 平屋以外のプランと比較できる
例えば『家の端から端まで子どもが走れる』とか。間取りを見ればわかる部分がありますよね。
モヤモヤしてても仕方ないので、たたき台として請求することをおすすめします。
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まとめ:新築の平屋は土地選びから考えます
新築の平屋で失敗しないためのメリット・デメリットは以下のとおりです。
平屋メリット
- 各部屋を広くできる
- 機能的な間取りにしやすい
- 家族との騒音問題が解決しやすい
平屋デメリット
- 坪単価が上がる
- 水害に弱い
- 広い土地が必要
家の価値は人それぞれ。
もしかしたら、平屋じゃなくて2階建てにして『資金に余裕を持つ』ほうが安心して暮らせるかもしれません。
それも含めて工務店さんに相談するといいですよ。
以上、『新築の平屋で失敗しないためのまとめ/メリット・デメリットを徹底解説!』という記事でした。