「旗竿地ってどうなんだろう。価格が安いし気になってるところがあるんだけど…。」
そんな悩みにお答えします。
当記事を読めば旗竿地のメリットとデメリットがわかります。
旗竿地を最初から除外していたRyotaです。
当記事は、
- 旗竿地が気になっているあなたへ
- 価格以外のメリットもあるよ
- 知っておきたいデメリットもあるよ
というお話をします。
その旗竿地を買うべきかどうかわかる内容になっています。
どうぞ最後までご覧ください。
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1.旗竿地に家を建てる3つのメリット
以下の3つです。
- 価格が2割ほど安い
- 道路奥に家を建てるので静か
- 玄関までのアプローチが充実できる
旗竿地は安い!と思う方が多いですよね。
特殊な形がポイント。
家の奥に家が建つので、周りの家に問題がなければメリットもあります。
※家の前に家があるため、ご近所問題が発展しやすいです。その点はご注意くださいね。
① 価格が2割ほど安い
- 変形土地なのでどちらかと言えば不人気
- 買い手が少ない
- およそ2割ほど安い
- 値引き交渉できる可能性もある
旗竿地は変形土地。
家を建てる際に確実にデッドスペースができます。
同坪数、同地域で1,000万円なら800万ほどになっているはず。
※もちろん安くなっていないこともありますが。
買い手が少なければ値引き交渉もしやすいです。購入前に交渉もしてみましょう。
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② 道路奥に家を建てるので静か
- トラックや車の通行音がない
- 道路からの振動が少ない
- 音が他の住宅でガードされる
比較的、静かな環境になります。
四方が家に囲まれるので道路の騒音が入ってこないんですね。
『竿』の部分の長さでも騒音問題は変わります。
奥まった場所になればなるほど道路からの音はエネルギーを失います。
静かになりますね。
③ 玄関までのアプローチが充実できる
- 玄関まで距離が長い
- 『道』の外構ができる
- 他にはない庭作りになる
玄関までに来客を楽しませるアプローチができます。
隣家との境界にフェンスを設置。
そのフェンスに植物を置いて『ジブリ的な雰囲気』にもできますよね。
ガーデニングが趣味な方は楽しみが増えます。
癒樹工房さんの旗竿地エクステリアを見ると参考になりますね。
参考 癒樹工房
こんな旗竿地ですがデメリットもたくさんです。
2.旗竿地で注意して欲しい4つのデメリット
以下の4つです。細かく上げるとキリがありません。
- 工事費用が上がる可能性がある
- 日当たり確保が難しい
- 駐車しづらい
- 敷地内に他の人が入りやすい
怖いのは費用。
安さに惹かれて買ったのに、結果的に高くなったら意味がありません。
外構もオシャレにしようとすれば高いです。
車の台数も問題。1つずつデメリットを確認していきましょう。
① 工事費用が上がる可能性がある
- 重機が入れないと工期が延びるかも
- 材料の手運びは価格が上がる
- 水道管や電線の引き込みにお金がかかる
平気で数十万価格が上がる可能性を持っています。
しかも私たちじゃ『判断』すらできません。
同坪数の土地より100万安かった。
でも工事費用で150万プラスになったらメリットが台無しです。
繰り返しになりますが、土地購入前に調査してもらいましょう。
② 日当たり確保が難しい
- 四方に家が建つ可能性がある
- 家の正面にも家が建つ
- 1階はほぼ日が当たらない可能性がある
どこで洗濯物を干すのか。リビングをどこにするのか…悩みますね。
なので、
- 2階リビング
- 吹き抜けで日当たり確保
- 広めの庭を作って日を確保する
など対策が必要です。
ただ、二階リビングや吹き抜けはそれぞれメリットとデメリットがあります。
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③ 駐車しづらい
- 並列駐車が難しい
- 駐車の順番を考えないといけない
- 出入りが大変
- 駐車場から玄関まで距離がある
車1台の家庭ならまだいいんです。問題は2台以上の家庭。
縦列駐車の欠点ですよね。
来客時も車をどこに止めるか悩みます。
それに、出入り口が細いので駐車も出発も大変です。
車の運転が好きじゃない。苦手…という人ほど生活に不便。
逆に軽自動車1台だけの家庭はそれほどデメリットを感じないですよね。
④ 敷地内に他の人が入りやすい
- 境界の意識があいまいになりやすい
- 竿地の横のお宅と問題化しやすい
- 人の通り道になりやすい
旗竿地ならではの欠点ですね。
ご近所さんの『友達』が間違えて駐車することも。
なので、フェンスを設置したり門をつけることが必要です。
家が建つ前にとおり道として使ってる方がいるんですね。
そういう人は家が建った後も意識が甘いです。
早い段階でフェンスを設置して『物理的』にふさぐことが大切ですよ。
最後に旗竿地が気になっているあなたへ。チェックポイントをお話しします。
3.旗竿地を買うならチェックして欲しいポイント
以下の3つをチェックしましょう。
- 業者と一緒に確認する
- 竿部分の住宅情報(人間関係含めて)
- 旗竿地以外の土地情報も確認
自分たちで判断しない方がいいですよね。ハッキリ言って無理です。
自己判断で工事費用が思ったより高かったらガッカリ。
家関係って金銭感覚がマヒします。
10万・20万って凄い額ですからね。慎重にならなきゃ危険です。
旗竿地以外の土地情報も改めてチェックしましょう。お宝土地があるかもしれませんよ。
① 業者と一緒に確認する
- わかる範囲内でプラスの工事費を出してもらう
- 別で必要費用があるか教えてもらう
- 日当たりなど、デメリットに対する案を教えてもらう
旗竿地もそれぞれ特徴が違います。
水道管がどこまで来ているのか。日当たりはどのくらい取れそうか。
専門家に聞かないと判断できない部分だらけですよね。
あなたが家関係の専門家じゃないなら、自己判断しない方がいいです。
もしかしたら『土の量』『外構』などで、想像より高い家になるかもしれません。
総額を出してその額で建つかどうかを聞いてみましょう。
② 竿部分の住宅情報(人間関係含めて)
旗竿地は家の前に家があります。
通常、左右と真後ろの住宅がご近所問題になりやすいですよね。
旗竿地の場合は真正面問題。しかも『竿地』という形も問題化しやすいんです。
普通、他の家の土地に入らないじゃないですか。
旗竿地の場合、
- とおり道にされる
- 車を停められる
- 落ち葉などの問題
があります。
なおさら、問題のないご近所さんだと判断が必要になるんですね。
業者さんもチェックしてくれます。あなたが直接話しづらければ、業者さんの営業さんにお願いしましょう。
③ 旗竿地以外の土地情報も確認
非公開の土地情報も調べましょう。
もしかしたら、
旗竿地と同じ価格で普通の土地
が見つかるかもしれません。
それなら問題のない土地を買いますよね。
非公開の土地情報を取り寄せできるサービスは以下の記事で紹介しています。
情報があればラッキー。試しに調べてみましょう。
▼非公開の土地情報を知る▼
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非公開の土地ってなに?実は最高の土地が見つかる可能性について紹介
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まとめ:旗竿地はよく調べて購入しましょう
旗竿地のメリットはこちら。
- 価格が2割ほど安い
- 道路奥に家を建てるので静か
- 玄関までのアプローチが充実できる
デメリットはこちらです。
- 工事費用が上がる可能性がある
- 日当たり確保が難しい
- 駐車しづらい
- 敷地内に他の人が入りやすい
もちろん、それぞれ一例にすぎません。
素人目線で判断が難しいため業者さんに確認してもらいましょう。
以上、『【必見】旗竿地の後悔しないポイントとは?メリットとデメリットのまとめ』という記事でした。
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