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耐震等級3の地震に強い家を建ててわかった4つのこと『個人で備える』

耐震等級3の地震に強い家を建てて わかったこと

「耐震等級3の地震に強い家ってやっぱり安心なのかな。でも建築基準も上がってきて、耐震等級1や2の家でも十分って聞くし…。実際に建てて住んでる人の話を聞きたい。」

そんな疑問にお答えします。

当記事を読めば耐震等級3の家に住むかどうかがわかります。

 

耐震等級3の小さな家を建てたRyotaです。安心な気持ちは強いものの、どんな地震でも安心!なわけじゃないですね。

 

当記事の内容はこちら

  1. 耐震等級3の地震に強い家を建ててわかった4つのこと
  2. 地震に強い家を建てるかどうかの判断基準について

 

『震度3でも揺れる』『土地のリスクの方が大事』『横の家が倒壊したら巻き込まれる』『気持ちの面では安心』の4つです。

判断基準として『土地と予算』が大切。地震に強い家を建てても防災の準備は必要ですからね。予算次第では個人で備えた方が安心かもしれません。

それぞれ詳しく解説します。

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1.耐震等級3の地震に強い家を建ててわかった4つのこと

地震に強い家を建ててわかったこと

地震に強い家を建ててわかったこと

以下の4つです。

  1. 震度3でも揺れる
  2. 土地のリスクの方が大事
  3. 横の家が倒壊したら巻き込まれる
  4. 気持ちの面では安心

私の住んでる岐阜は『東海地震』の恐怖があります。なので耐震等級の高い家を建てようって思いました。

正直言って『構造がどうのこうの…』とか、説明されてもわかりませんよね…。基準があるので『基準を満たしてたら大丈夫だろう。』程度の気持ちでお願いしました。

節約ママ
確かに私たちは専門家じゃないですもんね。
ですです。だから専門家じゃない意見として住んだ感想をお届けしますね。
Ryota

① 震度3でも揺れる

震度3でも揺れる

震度3でも揺れる

地震があれば揺れます

節約ママ
ハっ?当たり前じゃないですか!
(私、耐震等級が高ければ揺れが少ないって思ってたんです。)
Ryota

免震構造とは別なんですよね。地震の揺れにあわせて建物に揺れを伝わりにくくするやつです。

SUUMOさんの記事がメチャわかりやすいので紹介しときます。

 

建物の耐久度が高ければ揺れても耐えられます。でも揺れます。

揺れるなら家具の固定は必要。私たちもちょっと不安ですよね…。耐震と免震は違うってことを覚えておきましょう。

※ちなみに日本の家のほとんどが耐震。揺れにくい家ってほとんどないです。

② 土地のリスクの方が大事

土地のリスクの方が大事

土地のリスクの方が大事

家が強くても土地に問題があれば意味なしです。

リスクの多い土地について

  • 山の近く
  • 地盤が弱い
  • もともとが水田や畑
  • 地震が起きていない地域かどうかも大切

山の近くなら地すべりがあるかもしれません。

地盤の弱い場所なら家が強くても土地がダメになります。亀裂が入るとか色々考えられますよね。

節約ママ
その土地の地震リスクもありますね。
そうなんです。私の岐阜なんて30年以内に大地震の可能性大。ブルブル震えてます…。
Ryota

もっとも日本列島全体が地震の可能性が高いです。それを前提として30年以内に震度6以上の地震が来るかどうかを考えて判断が必要。これはもう自己責任です。

③ 横の家が倒壊したら巻き込まれる

横の家が倒壊したら巻き込まれる

横の家が倒壊したら巻き込まれる

あなたの家が地震に耐えてても、近くの家がダメなら巻き込まれちゃいます

注意ポイント

  • 横の家との距離が近い
  • 横の家が古い
  • 長屋のように家が続いている

最近の家は基準が厳しい時に建ってるので『異常な地震』じゃなければ大丈夫かなと想像できますよね。

でも、古い家はもろいです。周りの倒壊にあなたの家が巻き込まれたら結果は一緒

それも含めて土地を見ないといけません。新興住宅地なら新しい住宅ばかりなのでちょっと安心。

④ 気持ちの面では安心

耐震等級3だと気持ちの面では安心

耐震等級3だと気持ちの面では安心

耐震等級3は『警察署など防災の拠点になる建物の耐久レベル』です。安心感は半端ないですよ。

節約ママ
その安心感は欲しいですね。
家ってやっぱり安心・安全が1番じゃないですか。不安を減らす意味では役立ちます。
Ryota

テレビで東海大地震の話とか報道される度に不安になります。うちは大丈夫かな…。やっぱり耐震上げたほうが良かったかな…って思いますよね。

耐震等級3ならその点のモヤモヤはなくなります。

ただ、既にお話したように地震のリスクってたくさん。耐震性だけで判断できるものじゃないんですよね。耐震等級を上げれば予算も上がります。

結局は『不安を和らげるかどうか』なのかなと感じました。

次に地震に強い家を建てるか悩んでいるあなたへ。私なりの判断基準をお話していきます。

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2.地震に強い家を建てるかどうかの判断基準について

地震に強い家を建てるかどうかの判断基準

地震に強い家を建てるかどうかの判断基準

土地のリスクと予算で決めます

判断基準:土地のリスクと予算

土地にリスクが少なければ、ほどほどの耐震等級でいいかなって思えますよね。土地にリスクがあるなら耐震等級は高めておきたいところ。

節約ママ
やっぱりそうですよね。リスク次第ですよね。
後は予算です。地震の不安に備えるって『保険』みたいなものですから。
Ryota

ほら、保険貧乏ってあるじゃないですか。月々5万も保険にかけて生活が苦しくなっちゃうみたいな。

耐震等級もリスクへの備えである以上『保険』みたいなものなんです。

無理して耐震等級を上げても生活が苦しくては残念

現時点で予算がカツカツ。でも100万出して耐震等級を上げたとします。100万って大金。普通に働いてたら1年かけて貯まるかどうかです。

それなら50万かけて『家具を固定』『防災グッズを揃える』でも多少は解決できたかもしれませんよね。

耐震と防災グッズは比較しづらいものです。ただ、どちらも『備え』じゃないですか。

未来のことを想像するって難しいです。地震以外にも災害はたくさん。何をどう備えるか、気持ちが落ち着くかを考えましょう。

耐震等級3相当の家について

インスタ投稿で以下のようなご質問を頂戴しました。

どこの工務店、ハウスメーカーも耐震等級3を謳っています。ですが話を聞くと、簡易計算での耐震等級3であり、構造計算での耐震的には等級レベルは1や2だということあるそうです。構造計算の等級3なのか、簡易計算の等級3なのかで耐震性もかなり変わってくるので、「耐震等級3」という言葉だけで判断しないようにしないといけないと言う詳しい話が聞けたら嬉しいです💦

この『相当』って言葉…不安ですよね。

耐震等級3と認められるには審査が必要です。審査を受けるにはお金が必要なので家の価格が上がっちゃいます。

なので、審査はしてないけど耐震等級3の作りをしている家が『耐震等級3相当』になります。

もうこれって『工務店さんの人柄を信じる』しかありません。口では何とでも言えちゃいます。本当に耐震等級3なのか素人の私たちじゃ判断できませんからね。

信頼できる工務店さんを探すのが第一かなと考えています。

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間取りや家の形でも耐震性は変わる

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構造や強度のことはわからなくても、間取りや家の形で地震に強い弱いは想像できます。

ポイント

  • 3階建ては地震に弱そう
  • コの字の家は弱そう
  • 平屋は強そう(2階の重みがないので)
  • 窓が少ない方が壁が多いので強そう

などなど。こういうことでも地震に強い家って考えられるはず。耐震等級が上げられないなら、間取りとか家の形で強くできないか工務店と相談しましょう。

もちろん、他の建築士さんに『地震に強い間取り』を作ってもらうのもあり。間取り一括請求サービスも利用しつつ検討しましょう。

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あなたの気持ちが1番落ち着く方法を取ろう

地震って想像がつきません。最近は台風も大きいし地震だって凄いの来てます。

耐えられると思ってたら耐えられなくて基準が上がるとかじゃないですか。

だから、性能面も大事ですけど『あなたの不安な気持ちが落ち着くかどうか』で判断しましょう。どうしても不安なら他の部分の予算を削って耐震性を上げることもできますし。

どこに予算をかけるかのお話です。

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まとめ:耐震等級以外の防災にも目を向けましょう

私が耐震等級3の地震に強い家を建てて感じたのは以下の4つです。

  1. 震度3でも揺れる
  2. 土地のリスクの方が大事
  3. 横の家が倒壊したら巻き込まれる
  4. 気持ちの面では安心

免震じゃないので揺れます。家具の固定とかは必須。

あと、地震のリスクって倒壊だけじゃありません。土地によっては地すべりなどのリスクがあります。横の家が崩れる可能性もありますよね。

それも含めてどこに予算をかければ1番安心できるかを考えましょう。

 

以上、『耐震等級3の地震に強い家を建ててわかった4つのこと『個人で備える』』という記事でした。

 

 

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Ryota@パラレルワーカー

作曲家|メディア運営|フリーライター|心理アドバイザーのパラレルキャリア。裕福じゃなくてもいいからのんびり暮らしたいと考え、地方に小さな家を建設。在宅スローライフを送ってます。妻と子どもの4人暮らし。詳しくはこちら→プロフィール

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