「住みにくい家の間取りってどういうのだろう。人それぞれ土地が違うから間取りに限界はあるだろうけど、『これはやめとけ。』って間取りがあれば教えて欲しい。」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば住みにくい家の間取りがわかります。
地元で小さな家を建てたRyotaです。実家が2階引っ越し、後はアパート暮らしと現在の家の合計4ヵ所で住んできました。
その経験からお話しますね。
当記事の内容はこちら
- 住みにくい家の間取りを紹介『4つのポイント』
- 住みにくい家になってしまう簡単な原因について
『狭い玄関』『子ども部屋からベランダ移動』『急な角度の階段』『脱衣所とリビングが隣接』の4つです。
主に『家族のプライバシーが守られない』が問題でした。
住みにくい家って普通は建築士さんが教えてくれます。それをしないのが1番の原因ですね。
それぞれ詳しく解説します。
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1.住みにくい家の間取りを紹介『4つのポイント』

住みにくい家の間取りについて
以下の4つです。
- 狭い玄関
- 子ども部屋からベランダ移動
- 急な角度の階段
- 脱衣所とリビングが隣接
まず考えて欲しいのがプライバシー。


インスタの投稿では『リビング階段だとスカートで歩けない』という話もありました。確かに納得です。
使いやすさとプライバシー。その両方を考えないと住みづらい間取りになるんです。
① 狭い玄関

マンションの狭い玄関
単純に使いづらいです。
ポイント
- 物が置けない
- 一度に靴を脱ぎ来できない
- 買い物袋を一時的に置けない
- 台風などの時に外のものを家の中に保管できない
アパート時代に嫌と言うほど経験しました。来客時も廊下に人が並んじゃう状態。
履きづらいブーツを履いてくる女性とか他に人を待たせちゃう結果になるので気を使います。
後は防災時。台風の時って自転車とかプランターを家の中に置きたいですよね。そういうのもできません。育児でもベビーカーが収納できないので不便。
※玄関の間取りについて詳しくは『玄関の間取りで正解だった3点『広い方がいい・大容量の収納』』という記事をご覧ください。
② 子ども部屋からベランダ移動

ベランダの位置はプライバシーの問題がある
洗濯物を干す時に子ども部屋を通らないといけません。


親ってついノックを忘れるんですよね。それでケンカになったことが何度もありました。
もちろん女の子も同じ。思春期になると自分の部屋には誰も入って欲しくないんです。
あと、そのベランダ付近ってモノを置けませんよね。
子ども部屋はどちらかと言えば狭い部屋。タンスやベッドを置くと窓近くは封鎖されます。そういう意味でも不便。
③ 急な角度の階段

踊り場のある階段
階段の基準ギリギリの角度だとかなり急です。
注意ポイント
- 寝ぼけて階段を下りる時に転落する
- 妊婦さん・子どもは特に注意
私の実家は古い作りなので踊り場なしの急階段。私も父親も転落しています。私は腰を強く打って医者に行き会社を休みました…。
最低でも『踊り場つきで角度を和らげる形』を取りましょう。老後も使いやすくなりますよ。
さらに言えば階段の横幅と奥行きもポイント。子どもでも簡単に使えるくらい緩い階段だと安心です。
リビング階段の紹介動画はこちら
④ 脱衣所とリビングが隣接

リビングの真横が脱衣所
音やシルエットで中が想像できちゃいますよね。
コレ、思春期だとメチャクチャ気にします。あなたは平気でも子どもは自分の着替え中を人に見られたくないし、あなたの着替えも見たくないです。


着替えてる最中にノックなしで人が入ってくるとか最悪。ケンカの原因です。
リビングから廊下を通って脱衣所なら音もシルエットも平気ですよね。こういうプライバシーの気遣いをしていれば思春期の子どもも住みやすくなります。
お客さんが泊まりに来た時も安心です。以外にご両親とか泊まりにきますので。
でも、こういう住みにくい家って普通は注意してくれるんですよ。工務店さんがわかってるんで。
それを注意しない工務店さんに問題があります。
2.住みにくい家になってしまう簡単な原因について

住みにくい家になってしまう簡単な原因
注意してくれる人がいないからです。判断してもらえないんですよ。
原因:建築士・営業さんが教えてくれない
私たちって家の素人じゃないですか。


例えば遊べる家。面白さはあるものの、家に危険な場所が増えます。注意の説明はあって当然。それがないのは建築士・営業さんの怠慢って言えます。
注意ポイント
- 営業さんも建築士さんも『人』
- 家を売りたいだけの人、提案したいけど言えない人がいる
- 勉強不足の人は機能は見えても、家の価値まで想像できない
素人目線で間取りを見る限界がある
私の工務店さん。社長さんが職人肌で建築士だったのですが、めちゃくちゃ指摘してくれました。
「この間取りだと日当たりはこうなります。収納は少ないかもしれません。」
「ああー、それはやめた方がいいですよ。湿気でダメになります。」
これ、家を売りたいだけじゃないですよね。住む人のことを考えてくれてます。
こういう建築士さん・営業さんなら任せても大丈夫。逆に何も言ってこない、値段を吊り上げようとしてくる人には注意が必要です。
あなたからもドンドン質問しないといい家は建ちません。
色々な間取りを確認。あなたからも質問しよう

小さな家の間取り1F
間取りを質問するには、あなたの土地で別の間取りを作ってもらうことです。
私も工務店さんに複数枚の間取りを作ってもらいました。それぞれ予算も微妙に違います。比較していいトコだけ抜粋して家を建てました。
あなたも複数枚の間取りで比較しましょう。
なお、別の建築士さんに間取りを作ってもらうと『別の意見』なので全く違った間取りになります。より比較して質問もしやすいですよね。
『間取り一括請求サービス』を使えば他の建築士さんに無料で間取りを作ってもらえます。
家って高い買い物です。比較せずに買うと後悔するんですよ…。納得のためにも間取りの比較を1度はしてください。
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まとめ:些細なことで家は住みにくくなります
私が色んな家に住んで住みづらかった間取りはこちら。
- 狭い玄関
- 子ども部屋からベランダ移動
- 急な角度の階段
- 脱衣所とリビングが隣接
家族のプライバシーと安全を守りましょう。
広い部屋は憧れますが、住み心地だけ考えるなら『水周りを広くする』のが便利。アパート暮らし中なら現在の間取りのダメな部分を見つけると参考になります。
以上、『住みにくい家の間取りを紹介/4つの住まいで暮らした経験談から解説』という記事でした。
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