「畑や田んぼの横の土地ってどうなんだろう。安い価格で売られてて気になってるんだけど…。」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば、畑・田んぼの横の土地を買うデメリットがわかります。
ご近所さんの横の土地が田んぼになってるRyotaです。ご近所さんが悩んでました…。


もう家を手放そうかな…と感じるレベルな話も知ってます。
もちろんすべての土地がそうとは言いませんが、土地は高い買い物。
失敗しないためにデメリットを知っておきましょう。詳しくお話ししますね。
▼絶対チェックすべき非公開の土地について▼
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1.畑・田んぼの横の土地を買うデメリット4つ

畑・田んぼの横の土地を買うデメリット
以下の4つです。
- 鳥被害に合う
- 肥料の臭いが気になる
- 虫が増える
- 作業機械の移動や騒音が気になる
もちろん、こんな土地ばかりじゃありません。
手入れが適当。ご近所さんのことを考えてない畑・田んぼの手入れもあるってことですね。


特に音や臭いは防ぐのが大変。家の境界で防御できるものじゃありませんからね。
① 鳥被害に合う

鳥被害に合う
畑や田んぼの『収穫残し』を狙って鳥が集まります。
スズメ・カラス・ハトが多いですね。
鳥被害の例
- 糞が家中を汚す
- 巣を作られる
- 空気が悪くなる
- 家庭菜園ができない
しかも鳥獣保護法で守られてます。巣に卵やヒナがいたら自由に撤去できません。


カーポートや車の汚れがひどくなる
特にきついのがコレ。
カーポートの上は自由に掃除できません。白い鳥糞がこべりついた状態。
車に1つ鳥の糞があるだけで気になりますよね。
もし、10つ鳥の糞があったらどうでしょう…。外を走るのも恥ずかしくなります。
電線の下に車があったら終わり。毎日洗車しないと清潔を保てません。
シンボルツリーに果樹を選べない
ブルーベリーやミカンを植えるのは無理です。鳥に食べられます。
(南天など、小さな実をつける木もダメですね。)
隣が畑なのに自分の家は家庭菜園ができない状況になります。ガッカリ。
② 肥料の臭いが気になる

肥料の臭いが気になる
化学肥料を使うとは限りません。
臭いの気になる肥料
- 牛糞系タイプ
- 生ごみ系タイプ
肥料とは違いますが、農薬の臭いも気になります。
農作物によっても状況って変わります。こんにゃく畑だと真っ白になるまで薬まきますね。


ホームセンターで牛糞系肥料の前を通ってください。それと同じ状況が続きます。
牛糞関係の肥料だと洗濯物も外に干せない
臭いが気になって洗濯物が干せません。窓も開けられません…。
クーラーが苦手な人。外の風が好きな人だとつらいです。臭いなので対処も難しいですね。
③ 虫が増える

虫が増える
主に羽虫で悩みます。田んぼだと水に虫が集まるんですよね。


畑は手入れされてても、畑の周りの雑草を放置してる人もいます。あれも虫の発生源。
特に増える虫
- キノコバエ(不快害虫)
- ユスリカ
- ゴキブリ
虫ではないんですが、カエルも大量発生します。
我が家の近くは6月になるとカエルで道が埋め尽くされます…。
車移動すると確実にひいちゃうレベル。でも、カエルは虫を食べてくれるから嬉しいんですけどね。
鳴き声の大合唱もうるさいです。
肥料として生ごみを捨てて放置する人もいる
生ごみって放置しとけば肥料になるじゃないですか。
畑の一角を生ごみ捨て場にしてる人もいるんです。腐るからゴキブリが集まりますよね。臭いもひどいです。
あなたの家に隣接して生ごみ捨て場にされてたらアウト。家の真ん前がゴミ捨て場みたいなものです。
④ 作業機械の移動や騒音が気になる

作業機械の移動や騒音が気になる
土を耕す機械とか収穫する機械ですね。
農作用機械のデメリット
- 音が気になる
- 通った後、道路が泥だらけになる
- 遅い
- 公道に放置されてることがある
これはもう、運転者のマナーが問題です。意外にひどい人見かけるんです。
私の住んでる地域は少し移動すると畑や田んぼだらけ。
公道にはみでるように駐車してあったり、狭い道路を通行止めして移動する人もいます。
ダメとは言いませんが、生活に密着することなんでストレスがたまります。
忙しい時間にノロノロ運転はつらい
通勤時。あなたの家から大通りに出る道を時速15kmほどで移動してると想像してください。
それは悪いことじゃないけどイライラしますよね。
そのイライラが積み重なるとストレスになります。そこまで考えて土地を買った方がいいです。
他の畑・土地の横の土地に関する悩みまとめ
- いつも人がいる
- 春に土ぼこりが気になる
- 焼き畑の場合、煙が気になる
- 道路で稲が乾燥されてる
- 猫のトイレになる
- 将来、大きな建物が建つ可能性がある
2.畑・田んぼの横の土地を買う場合に心がけたいこと

畑・田んぼの横の土地を買う場合に心がけたいこと
以下の3つです。
- 広めの土地を買う
- 畑・田んぼがどういう手入れをされてるかチェック
- 交通の便がいい
多少のことがあってもストレスを感じにくくなります。
畑だらけの土地は安いことが多いんです。それを利用して『備えること』が大事。
① 広めの土地を買う
広い土地を買えば家と畑・田んぼとの距離が稼げます。
ポイント
- 畑と田んぼの間に庭を作る
- 木や大きいフェンスで境界を作る
真横に家じゃない状態にできます。
もしかしたら、庭に植えた『木』に鳥が移動してくれるかもしれません。まだ被害は減りますね。
50坪以上の土地を買えば対処しやすいです。
② 畑・田んぼがどういう手入れをされてるかチェック

畑、田んぼをリサーチする
管理者や作物で畑・田んぼの状況って変わります。


例えば、70歳くらいのおじいちゃんが1人で管理してたとします。
足や腰を悪くしたら作業ができません。そのまま放置されますよね…。
先ほどの生ごみの話じゃないですけど『肥料を自作』してる可能性もあります。そこまで深読みしましょう。
虫が集まりやすい作物、集まりにくい作物もあります。
玉ねぎは腐っちゃうとゴキブリが集まってきます。その作物をどういう虫が好むのかも調べましょう。
③ 交通の便がいい
先ほどの特殊車両で困らないためです。
ポイント
- 車が2台行き来できる
- 1つの道が封鎖されても他の道で移動できる
畑や田んぼの近くって細道が多いです。そこをノロノロ運転されたら何ともなりません。
移動は日々のストレスと関係します。交通の便がいい土地を選びましょう。
安い売れ残りの土地は避けよう

水を全く吸わないなど、デメリットがあるかも
広くて安い土地がチラシに載ってたらデメリットが多いと考えましょう。


広くて安い…。いざ見てみたら畑の中にポツンとある土地かもしれません。
だから、非公開の土地を探すべき。畑や田んぼがないのに格安の土地が見つかる可能性があります。
非公開の土地の見つけ方
- 不動産会社と仲良くなる
- 自分で資料を取り寄せる
あなたからアクションしないと非公開の土地情報は見つかりません。
一般的には不動産屋に行って相談になりますね。それが難しいなら、非公開の土地を取り寄せてみましょう。
土地や資金繰りまで請求できる『家づくり計画書サービス』で非公開の土地情報もわかります。
詳しくは『非公開の土地ってなに?実は最高の土地が見つかる可能性について紹介』をご覧ください。
▼絶対チェックすべき非公開の土地について▼
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非公開の土地ってなに?実は最高の土地が見つかる可能性について紹介
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まとめ:畑・田んぼの横の土地を買うなら注意しましょう
畑や田んぼの横の土地を買うデメリットはこちらです。
- 鳥被害に合う
- 肥料の臭いが気になる
- 虫が増える
- 作業機械の移動や騒音が気になる
繰り返しになりますが、全部がこういう土地じゃありません。
ただ『1度しかできない買い物』なので、デメリットは知っておくべき。デメリットを知っていれば対処可能だからです。
あらかじめ、鳥や臭い対策を考えた家を建てましょう。無駄にはなりませんよ。
以上、『【やめとけ】畑・田んぼの横の土地を買うデメリット4つ/家を手放したくなるレベルの話も紹介』という記事でした。
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