「選んではいけない土地って何だろう…。チェックポイントがあれば知りたい。」
そんな悩みにお答えします。
当記事を読めば選んではいけない土地がわかります。
狭くても便利で安全な土地を選んだRyotaです。土地は安心安全が大切。


これから土地を買うあなたに選んではいけない土地のポイントを解説します。
土地を値段で決めようとお考えなら少しだけ。
ほんの少しだけ将来について目を向けてみるといいですよ。
土地選びの基準が変わるのではないかと思ってます。どうぞご覧ください。
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1.選んではいけない土地の5ポイント

土地選びに失敗すると危険がある
以下の5つです。
- 危険な土地
- 家の前や近くが狭すぎる
- 過疎地、人が少ない
- 治安の悪い地域
- 快適性が失われる土地
土地には必ずメリットとデメリットがあります。
高い土地は高い理由があるし、安い土地は安い理由があるんですよね。
でも、ちゃんと土地は売れていきます。
- 人により価値観が違う
- デメリットの多くはお金で解決できる
こんな理由ですね。
では、買っちゃダメな土地って何なのか。
買っちゃダメな土地とは
- デメリットが大きすぎる
- デメリットが解決できない
この2つ。
あなたが土地選びで後悔しないためにも、具体例を一緒に見ていきましょう。
① 危険な土地

危険な土地は家族が不安になる
危険な土地とは、以下のような不安がある土地のこと。
- 土砂災害
- 水害
- 交通事故
山や川の近くの土地って安いですよね?危ないからです。


突然鳴り響く警報。スマホからの避難勧告アラーム。
「避難すべき?でも家が不安だし…。」
1年に1~2度はあります。
家や家族を失う恐怖と戦い続ける日々を買えますか?
見落としがちな交通事故
車が家に突っ込んでくる可能性のこと。


交通事故の多い土地
- 急なカーブがある
- 見晴らしのいい一本道の後の曲がり角
家族が無事でも家はダメ。何度も修理です…家も傷みますよね。
② 家の前や近くが狭すぎる

狭い土地は不便。車移動も不安
車を使った生活に不便です。
家の前が狭い土地のデメリット
- 車が出しづらい
- 車が行き来できない
- 子どもの飛び出しが不安
- トラックが入ってこれない
意外かもしれませんが家の価格が上がります。


工期が伸びます。手間も増えます。
これって家づくり以外でも不便。
大型トラックが入ってこれないんで、
- 引越し
- 大型家具の通販
- 食宅
など不便がたくさん。
車をすりやすいのもリスク。毎日のことなので、いつかどこかにぶつけます。
我が家も家の前が少し狭いです。1度だけ自宅で車をすっちゃいました…。
③ 過疎地、人が少ない

10年後、ますます不便になる
潰れるお店、増えてきてませんか?
日本の人口は右肩下がりで減ってます。
日本の総人口の推移
引用 総務省統計局
駅前が発展するのは人がたくさん行き来するから。
お店を出したら繁盛。どんどん発展していきます。
人が少ない地域はその逆。
- お店が出ない
- お店が潰れる
- 不便なのでさらに人が減る
過疎化が進む地域はおじいさん・おばあさんだけになりますよね。
友達ができない
買い物するのに片道1時間
病院やスーパーがない
そんな状況になります。
④ 治安の悪い地域

空き巣被害、あなたも子どもも不安
どこの市町村でも治安の悪い地域って集中してます。
1度の空き巣被害で数百万の被害になるんですよね…。
私が勤めていた工場の薬剤師さんが被害にあいました。治安の悪い地域です。
およそ100万の被害+家の修理も必要
何より、今後も空き巣にあわないかという不安がつらかったと仰ってました。
治安の悪さは空き巣被害だけではありません。
私が聞いた治安の悪い地域の被害
- 車に傷をつけられる
- プランターなど小物を盗まれる
- 子どもが後をつけられる
でも、持ち家だから引っ越せません…。自分で防犯対策するしかなくなります。
最初から『普通の治安の地域』に住む方が安心じゃないですか。
防犯は個人でも対策可能です。ご検討ください。
▼最新の防犯対策について▼
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⑤ 快適性が失われる土地

音や臭いで悩むとアパート時代と一緒の感覚になる
音と臭い、虫は対処できない問題です。
私たちは新築に『憧れ』や『理想の生活』を求めてますよね。
なのに『ゴキブリが出る』『臭い』ならガッカリ…。後悔の原因になります。


快適性を失う土地の特徴
- 横が畑、水田
- ゴミ捨て場が近い
- 飲食店が近い
- 用水路が近い
虫は水や生ごみの臭いに集まります。
畑や水田は肥料の臭い、トラクターの騒音と鳥被害の原因。
畑に囲まれた土地が安くなってたりしますよね。住みづらいからです。
▼畑、水田横の土地に関する注意はこちら▼
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2.選んではいけない土地をどう見分ければいいの?

選んではいけない土地はデータでわかる
調べる方法って簡単。データを見たり、実際に歩いてみることです。
以下の4つをお試しください。
- 土地の周りを歩いて調査する
- ハザードマップでチェック
- 人口統計でチェック
- 実際に住んでいる人から話を聞く
大事なのは問題点を知ること。
その問題があなたにとって『改善できる内容』なら安く土地が買えるんです。
だから面倒と思わず調べることが大切なんですよ。
① 土地の周りを歩いて調査する

嗅覚、聴覚を使って調べられる
不動産屋の土地情報に書かれていない情報がわかります。
周りの建物状況、ゴミ捨て場なんて教えてくれないんですよ。
不動産屋は土地を売りたいです
メリットはたくさん教えてくれるものの、細かなデメリットは教えてくれません。
※大きなデメリットは教えてくれます。後から問題になりますからね。
車で土地の前を通れば『視覚で調査』はできます。
- 日当たり
- 環境
- 近くの建物、畑や水田の有無
なら、音は?臭いは?
歩いて確認しないとわからないんですよね。
土地の周りを定期的に散歩しましょう。自転車より徒歩をおすすめします。
② ハザードマップでチェック

ハザードマップで過去の災害をチェック
国土交通省が運営するサイトです。
- 各市町村別のハザードマップがわかる
- 洪水や土砂災害のリスクを地図と重ねて表示できる
- 浸水などの別情報と共にチェックできる
試しに埼玉県さいたま市のハザードマップ調査をしました。

埼玉県さいたま市のハザードマップ
- 洪水ハザードマップ
- 内水ハザードマップ
- 土砂災害ハザードマップ
この3つのリンクが出てきましたね。このように調べていきます。
③ 人口統計でチェック

人が増えている市町村は住民に優しい補助がある
人が増えている市町村は、人が集まる施策・対策をしています。
私の住んでいる岐阜だと『岐南町』に人が集まってます。
岐南町の人口推移 国勢調査
引用 岐南町
全国的に人口が減っているのに、右肩上がりで増えています。
理由は簡単。
平成25年4月から学校給食費の無料化がスタートしたからです。


このように、過疎化対策をしている市町村は狙い目。
お店も増え続けてます。カフェや雑貨屋もポツポツと登場していますね。
逆にどこからか人が流れてきてるわけです。過疎化が進む地域はもっと人が減ります。
人口統計は『あなたが気になっている地域名+人口統計』で検索します。
④ 実際に住んでいる人から話を聞く

住んでいる人の話なら間違いない
どれだけ情報を調べてもわからないことってあります。
- ご近所さんにちょっとおかしい人がいる
- 猫が多い
- この前の大雨で水がついちゃった…
これって、住んでる人に聞くのが簡単。
5年以上住んでいれば色んな問題を経験しています。


地域の人が土地の情報を教えてくれる理由
- 自分も聞いて土地を買ってきた
- どういう人が土地を買おうとしているかわかる
- 教えることで特にデメリットがない
- ご近所問題を話してストレス発散
それでも聞きづらければ自治会長さんに相談します。
自治会長さんはその地域をまとめていますよね。土地に関する情報提供も仕事の1つです。
私のご近所さんに元自営業で物をため込んでる人がいます。
汚宅までじゃないけど、ちょっと汚れすぎ…。どういう人なのか不安でした。
自治会長さんが「少し浮いてますが人はいいですよ。」と教えてくれましたね。
3.選んではいけない土地の判断基準

選んではいけない土地はデメリットで判断しよう
選んでいけないと言いつつも、絶対に買っちゃダメ…じゃありません。


我が家はこんな感じ。
- 小屋あり
- 野良猫問題
- その地域の基準としては狭い
でも、全部対策できたんです。
- 小屋 → 交渉で売主さん側が撤去
- 野良猫問題 → 徹底的な猫よけ
- 土地の狭さ → 小さな家を建てる予定だったので問題なし
デメリットがデメリットじゃなければいいんですよ。
判断基準:デメリットが対処できるかどうか

土地問題をお金で解決できるならOK
車の音が気になるなら『防音対策された家』。
防犯が不安ならセコムを設置。
対策は考えられますよね。
お金で解決できる問題なら、予算次第。選べないことはないです。
お金で解決できない問題ならやめましょう。
土地問題で、お金での解決が難しいこと
- ご近所問題
- 各種災害
- 虫と臭い
- 交通事故
形の悪さや日当たりは家の構造で解決できる可能性があります。
こんな感じで考えていきましょう。
いい土地がなくなれば非公開の土地を紹介してもらおう

非公開の土地を調べずに土地を買うのは損
土地を探してると『ピッタリな土地がない…』と、絶望的になる時期があります。
土地選びに1年かけちゃうとアパート代が損…。
アパート代7万 × 12か月 = 84万
そこで、チラシやネットに出ていない非公開の土地を探すことも大切です。
別に私たちはデメリットのある土地を選ばなくてもいいんですよ。


一言で伝えるなら、宣伝しなくても売れちゃう土地。
早めに不動産屋に行き仲良くなるのが大切です。
ただ、非公開の土地をネットを使って教えてもらえるサービスがあります。
詳しくは以下の記事をどうぞ。
▼非公開の土地について▼
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まとめ:土地選びは家選びと同じくらい大切です
選んではいけない土地の特徴がこちらです。
- 危険な土地
- 家の前や近くが狭すぎる
- 過疎地、人が少ない
- 治安の悪い地域
- 快適性が失われる土地
どれもあなた個人で解決するのが難しいです。
唯一、治安だけはセコムや防犯対策が可能ですが…。家の外までは守れません。
- ハザードマップや人口統計を利用
- 土地周辺を歩く
- 近所の人に土地の雰囲気を教えてもらう
後は土地のデメリットを対処できるかどうか検討しましょう。
以上、『【要チェック】選んではいけない土地ってあるの?将来ガッカリしやすい5ポイントがこれだ!』という記事でした。
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