「廊下のない間取りが人気らしいけど、メリットとデメリットは何だろう?」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば廊下のない間取りのメリットとデメリットがわかります。
廊下のある間取りを選んだRyotaです。プライバシー優先にしました。


当記事は、
- 廊下のない間取りが気になるあなたへ
- メリットとデメリット
- 我が家が廊下のない間取りを選んだ理由
についてお話しします。
何でもメリットとデメリットがありますよね。
あなたの家でベストなのはどちらかがわかる内容です。
間取りの検討にお役立てください。
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1.廊下のない間取りにする5つのメリット

廊下がないと広々移動もしやすいね
以下の5つです。
- 各部屋が広くなる
- 家事動線・生活動線で便利になる
- 大型家具の運搬がしやすい
- 温度差のある空間が減る
- 価格が下がる可能性がある
廊下がないから部屋同士が隣接します。
各部屋がちょっとずつ広くなりますよね。


廊下だとどうしても直角の移動が増えますからね。それが減ります。
意外なメリットもあるのでそれぞれ解説していきますね。
① 各部屋が広くなる

廊下を減らした分、部屋を広くできる
- リビングを広くする
- 脱衣所・ランドリースペースを広くする
- トイレを横に広げる
など。色んな可能性が出てきます。
廊下って見た目以上に広いスペースなんですね。壁もありますし。


全体的な間取りをガラッと変える効果がある。
だから、廊下のない間取りを選ぶ人が増えてます。
リビング以外の生活空間って狭くしがちです。
トイレや玄関を広くすると住み心地が良くなるんですよ。
② 家事動線・生活動線で便利になる

廊下を通る手間がなくなるよね
廊下がなければ、即部屋に移動できますね。
- キッチン⇒脱衣所
- キッチン⇒パントリー
- 脱衣所⇒乾燥室・ベランダ
無駄な移動がなくなります。廊下を挟むと扉も1度多く開けないとダメですから。


さすがに調理中の家事はダメですが…。
- 食器を洗いつつ洗濯機の音を聞く。
- 洗濯機からベランダまでの動線が短くなる。
など、毎日の生活で便利なシーンが出てきます。
家事の時間がない共働き家庭にはピッタリですね。
ポイント
廊下を通らないことで直線的な動きがしやすくなります。
※廊下って斜めに突っ切れないです。部屋は突っ切れますよね。
なので、数歩分の移動が減るんです。毎日のことなので時短になりますよ。
③ 大型家具の運搬がしやすい

廊下がないと後付け収納が運びやすくなるね
- 廊下があると部屋に直角の移動になる
- 長い、大きな家具は通らない
- 庭を使っての運搬も限界がある
実は我が家。廊下があったせいで後付けの収納が設置できませんでした。

小さな狭い廊下
後付けのカップボードが通らなかったんです。
結局、小型のタイプに切り替えました。
廊下がなくて直線的にリビングに入れたら設置できたんですよ。


廊下がないと扉さえ通れば家具が運搬しやすいです。
後付け収納を多くしたいなら安心ですね。
④ 温度差のある空間が減る

寒い廊下がなくなるので老後も安心
廊下って寒いし暑いです。
雪が降った日なんてガクブル。お風呂入りたくないなーとか感じます。


まぁ、空間が広がると空調の効き目も悪くなりますが…。
選択肢が増えるって嬉しいじゃないですか。
廊下は冷暖房する場所じゃありません。でも部屋は冷暖房する場所です。
特に脱衣所ですよね。
- 風呂に入る前に脱衣所の扉を少し開けておく
- お風呂のお湯がたまるころに脱衣所が少し温まる
これだけでも生活って楽になります。
老後に怖いヒートショック対策としても使えそうですね。
温度差のある場所を通る回数が減るので。
⑤ 価格が下がる可能性がある

廊下分の材料が減るよね
- 壁が減る
- 廊下収納がなくなる
- 照明が減る
コンセントやスイッチも減りますね。
もちろん業者さんによりますが、家の価格が変わる可能性が出てきます。


土地を買う前に検討すれば、土地も小さくできます。
小さな家で節約する可能性も考えましょう。
こんな廊下のない間取りですが、注意点もあります。
2.廊下のない間取りにありがちな3つのデメリット

家族のトラブルが増えるよね
以下の3つです。
- プライバシーが守れない
- 来客時に各部屋が見られやすい
- 無駄に部屋が広くなる
廊下がないと部屋同士のつながりになりますね。
廊下ってクッションの役割なんですよ。
- 音が防げる
- 臭いが防げる
- 視線が防げる
- 物を隠せる
廊下があった方が住み心地のいい家庭ってあるんですね。
家族の性格や性別も考えつつご覧ください。
① プライバシーが守れない

家族にも見られたくないことあるよね
- トイレ
- 脱衣所
- お風呂
この3つ+子ども部屋からの音ですね。
廊下がないと音・臭いが直接別の部屋に行くじゃないですか。


トイレって腹痛の時…まぁ色々あるじゃないですか。
脱衣所やお風呂もリビングから見えると嫌ですよね。
廊下があれば廊下のおかげで安心して入れます。
② 来客時に各部屋が見られやすい

各部屋が動線になってしまう
廊下がないので部屋が道になりますよね。
- トイレに行くまでに部屋がある
- 収納の前を通る
など、来客の際に他の部屋を見られる可能性が出てきます。


新築だとお客さんってキョロキョロあっちこっち見ます。
リビング以外の部屋をキレイにしなきゃダメって大変なんですよ。
ランドリールームなども見られちゃいますよね。
扉を閉めてたらいいけど…。子どもが開けたりしますのでね。
③ 無駄に部屋が広くなる

廊下の分、色んな場所が広くなるよね
- 広くしたくない部屋が広くなるかも
- 空調の効き目が悪くなる
部屋が広いデメリットもあるよねってことです。
リビングが広くなるのは嬉しいですね。
でも、パントリーやトイレをメチャクチャ広くしても微妙じゃないですか。


いっそのこと家自体を小さくした方が住みやすい可能性があります。
- 身の丈にあった、
- 家族構成にあった、
- 将来も使いやすい大きさ
にしましょう。
最後に我が家が廊下をつけた話をしていきます。経験談ですね。
3.我が家が廊下を設置した理由『経験談』

トイレとリビング・脱衣所への廊下
かなり狭いんですが、玄関から廊下があります。
2階にも子ども部屋と寝室へつながる廊下を設置。
理由は、
- プライバシーを守りたかった
- 土地が狭かった
の2つ。
土地が狭い物理的な理由もありました。
でも、最初から廊下はつけたいなーって思ってたんですね。


脱衣所からトイレとお風呂につながってます。
お風呂に入ってると…トイレの用を足す音が聞こえるんですよ。
そういう経験があるから、家族間でも礼儀を守りたかったんです。
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① 脱衣所とトイレのプライバシーを守りたかった

腹痛の時が深刻だよ…
男でも家族に着替え見られたり、トイレの音を聞かれるって嫌でした。
さらに言えば、
家族の用を足す音が聞こえるって最悪
なんですね…。
※性格もあるとは思いますが
トイレの音ってあなたが思っている以上に聞こえます。
壁1枚くらいなら普通に聞こえちゃいますよ。
普段は大丈夫でも腹痛時は別。
- 用を足す音
- うなってる声
- ペーパーをカラカラ回す音
そういうのが他の部屋に聞こえちゃいます。
トイレから出た後に家族に心配される。それも嫌じゃないですか。
プライバシーだけは何としても守ろう!と考えてました。
② 家が小さいため、部屋同士を隣接できなかった

家が小さいと廊下で動線確保が必要だよね
我が家の土地は40坪ほど。
家は30坪未満。無駄な部屋は設置できなかったんですね。
廊下をなしにしちゃうと、
リビング⇒トイレ
リビング⇒脱衣所
になっちゃう状況でした。


じゃ、パントリー設置できるのかって話です。
小さい家だと部屋を増やせません。部屋で動線を作れないんですよ。
1度、廊下のある間取り・ない間取りを作ってもらいましょう。
比べてみるとよくわかります。
廊下のない間取り・ある間取りを比較して検討しよう

たくさんの間取りを比較する
間取りって事前に請求できるサービスがあるんですね。
- 工務店とハウスメーカーの間取りの違いをチェックできる
- 違う建築士さんが作るので、特徴が違う
- 細かく指定できる
これ、早めに請求しとくと間取りが決まってきてからも比較できます。


間取りの一括請求サービスは以下の記事で紹介しています。
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まとめ:廊下のあるなしは重要な項目です
廊下のない間取りのメリットはこちら。
- 各部屋が広くなる
- 家事動線・生活動線で便利になる
- 大型家具の運搬がしやすい
- 温度差のある空間が減る
- 価格が下がる可能性がある
デメリットはこちらです。
- プライバシーが守れない
- 来客時に各部屋が見られやすい
- 無駄に部屋が広くなる
両方とも一理あるんですよ。
ポイントはご家族の性別と性格を考えることです。
ほら、男ってトイレの扉開けて用を足しても平気な人いますよね。
そういう人ばかりなら廊下のない間取りもありかもしれません。ご検討ください。
以上、『廊下のない間取りってどう?5つのメリットと我が家が廊下を取り入れた理由を紹介』という記事でした。
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