「新築の駐車場が狭いのってどう?何とかなる気もするけど不安…。」
そんな悩みにお答えします。
当記事を読めば新築の駐車場が狭いのがNGなことがわかります。
地方で小さな家を建てたRyotaです。
一応駐車場は3台スペースあるのですが、色々とミスりました…。
私の体験からの失敗例はもちろん、メーカー勤務者から聞いた『駐車場あるある』も含めてお話します。
狭い広いに関わらず駐車場で注意すべき点もお話しますね。どうぞご覧ください。
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1.新築の駐車場が狭いのはNGな理由
以下の2つです。不便。
- トランクを開いた時にぶつかる可能性がある
- 車種に制限が出る
車って駐車できればいいものじゃないんです。
トランクを開いた時に『後ろのモノとぶつかりそう』だと、非常に危険です。
2人なら1人が支えて何とかなります。
あなた1人だけだと力不足で『ぶつけるしか選択肢がなくなる』恐れがあるんです。(経験談)
① トランクを開いた時にぶつかる可能性がある
トランクを開くだけのスペースを考えていないケースです。
ぶつかる例
- エコキュートや室外機にかする
- いつもよりバッグしすぎたことに気付いていない
- お客さんが大きな車に乗ってきた
いつもどおり使っているならぶつかりません。
問題は『いつもどおりじゃない時』。雨がひどいとか、大雪の時ですね。
後ろのタイヤからトランクまで距離がありますからね。それだけぶつかりやすくなります。
② 車種に制限が出る
今後、車を買い替えた時にサイズで失敗します。
私は軽自動車からトヨタのシエンタ(ミニバン)にしました。
なんと輪止めピッタリにとめるとエコキュートにぶつかっちゃうんです。失敗しましたね。
家は今後ずっと住みます。
その間に車が進化する可能性もありますよね。小さい車より大きな電気車がメインになるとか。
電気車の充電場所も設置しなくてはならないかもしれません。
未来のことも想像して駐車場を広げましょう。
2.新築の駐車場の失敗談
以下の3つです。どれもガッカリなことなので参考にしてください。
- コンクリートを白にした
- カーポートを後付けした
- 輪止めを後ろにし過ぎた
ポイントは『駐車場が狭くなる可能性』があること。
そして、タイヤが想像以上に汚れることです。
見た目が悪いならまだしも、駐車台数が減ることだけは避けましょう。
① コンクリートを白にした
引き渡し後には既に黒っぽい状態になりました。
車が通るだけでハッキリタイヤの跡が残ります。白いと逆に気になっちゃうんです…。
1ヵ月でタイヤ跡だらけになる
およそ1ヵ月で全体的に黒くなりました。
夏場はコケっぽくなりますし、徐々にグレーになっていきますね。3年経った今の方がほどよく汚れて汚れが目立たなくなりました。
たまにどこかの車が切り返しに使うことあるじゃないですか。
知らなければ気になりません。でもタイヤの跡が残るのでわかっちゃいます。
知らない人が敷地内を使うってモヤモヤしますよ。これもデメリット。
② カーポートを後付けした
柱の位置で失敗しました。
なので、1台分の柱2本カーポートに変更しました。
カーポートを駐輪場代わりにも使う予定でした。それもできなくなりましたね。
柱で駐車スペースが狭くなる
柱の分だけ駐車場は狭くなります。
壁側に柱をつけたものの、サイドミラーがぶつかる可能性はありますよね。
乗り降り後の移動も不便でした。
③ 輪止めを後ろにし過ぎた
軽自動車・コンパクトカーの考えで輪止めを設置しました。
ガッカリポイント
- 駐車スペースの後ろにエコキュートがある
- ミニバンに買い換えたら、トランクが当たる可能性が出てきた
- 輪止めピッタリに止めるとトランクがエコキュートにぶつかる
輪止めは思ったより前につけた方が安心です。
後付けできる輪止めも販売してますね。設置方法は任せますが、個人的には『固定』をおすすめします。
というのも、固定してないと何の弾みでバックしすぎてぶつかるかわからないからです。
3.新築の駐車場で失敗しないポイント・考え方
以下の3つです。
- 想定より広く作る
- できるだけ駐車場付近にモノを置かない
- カーポートについて工務店と相談する
今から私が駐車場を考えるとして、失敗しない方法になります。
単純なことですが忘れがち。
特に駐車場付近の『モノ』ですね。工務店と相談できない部分で失敗があります。
① 想定より広く作る
育児家庭なら軽自動車じゃなくて『ミニバン』で大きさを決定。
旦那さんが車を触りたい人なら、もっと広く考えましょう。
駐車場を狭くしすぎたため、路上に車が飛びえてるお宅もあるじゃないですか。
ご近所問題に発展するので絶対やめましょう。
私のご近所に『道路側に車の3分の1をはみ出して止めてた人』がいました。
ご近所さんから注意。最終的に警察からも注意を受けたため車の買い替えになってましたよ。
② できるだけ駐車場付近にモノを置かない
ぶつかるリスクが高まります。
車もダメージだしぶつかったモノも傷つきます。錆びの原因になりますよね。
玄関付近で車とぶつかりやすいモノ
- 玄関の階段
- ポスト
- エコキュート
- エアコンの室外機
- 目隠し用のフェンス
- ウッドデッキ
- プランター
特に危険なのが玄関の階段ですね。
死角になりやすいため、車を乗り上げてしまう人もいます。階段が壊れたら修理代も高価…。
余裕のあるスペースに大型車を駐車。
モノが多いスペースは小型車を駐車など、使い分けるのも手段ですよ。
我が家は駐車が難しい部分を思い切って駐輪場として使っています。(折りたためるタイプ)
③ カーポートについて工務店と相談する
カーポートを後付けする場合も工務店と相談しましょう。
柱を建てる部分だけコンクリートで埋めず空間を空けてもらうこともできます。
できれば『どういう種類のカーポートを設置する予定』なのかも伝えましょう。
伝えることで玄関の位置・エコキュートの位置が変わってきます。
間取りも変わっちゃうので、早めに伝えるべきです。
まとめ:新築の駐車場が狭いのは要注意です
狭いと以下のような危険があります。
- トランクを開いた時にぶつかる可能性がある
- 車種に制限が出る
新築を建てる時は未来のことも想像します。
『うちはミニバンは乗らないから大丈夫!』と思ってたら、必要になるかもしれません。
子どもがサッカー部に入り送り迎えが必要。荷物も多かったら仕方ないですよね。
だから、駐車場を作る時は以下の3つのことに注意しましょう。
- 想定より広く作る
- できるだけ駐車場付近にモノを置かない
- カーポートについて工務店と相談する
大は小をかねます。駐車場があまりに狭くなるのなら、土地選びの段階から検討するのもありですよ。
以上、『【危険】新築の駐車場が狭いのはNG?メーカー勤務者から聞いた失敗例+駐車場の注意点を解説』という記事でした。
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