「パントリーのある間取りを知りたい。冷蔵庫の位置や動線ってどうすればいいの?」
そんな疑問にお答えします。
当記事ではパントリーのある間取りのモデルを紹介します。
色んな住宅を取材・調査させて頂いてるRyotaです。パントリーつきのモデルハウスを取材できたので、内容をシェアしますね。
当記事の内容はこちら
- パントリーのある間取りモデルを紹介『冷蔵庫の位置・動線写真』
- パントリーをつけたいなら注意して欲しい4つのこと
パントリールームを作るならどうしても広い土地が必要です。
後は『冷蔵庫の位置』『日当たり』『動線』『風通し』で注意が必要ですね。
パントリーのある間取りとない間取りを比較して、メリットの多い間取りに決定しましょう。
それぞれ詳しく解説します。
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1.パントリーのある間取りモデルを紹介『冷蔵庫の位置・動線写真』
※取材先は私が建てた工務店オネストホームのモデルハウスです。
キッチン奥がパントリールームになっています。
ランドリールームにつながっており、キッチン~お風呂場~リビングと通路になります。
冷蔵庫がキッチンに近い場所に設置されてます。
そうじゃないと調理で不便…。冷蔵庫にパントリーを置くなら注意してください。
棚は作りつけ。服屋みたいな感じでボードを自由に移動できる作りです。
キッチンに冷蔵庫をおかなくて済むため、全体的に収納を作ることができます。
こちらの家ではオーダーメイドの収納でオシャレにデザインされていました。
設置場所は北側。直射日光を避け風通しのよい場所になってます。
じゃないと食料品が腐っちゃいますからね…。
理想的なパントリールームの設置だなと感じました。間取りのモデルとしてお使いください。
以下、パントリーを設置する場合の注意点についてお話しますね。
2.パントリーを設置したいなら注意して欲しい4つのこと
以下の4つです。
- 冷蔵庫の位置
- 日当たり
- 動線
- 風通し
既にお話してますが『食料品の保存』を考えた場合に、暑さ・風通しって大事です。
後はパントリールームにして冷蔵庫を設置するかどうか。
場合によってはパントリーなしでパントリー的に使う棚を買ったほうがいいかもじゃないですか。
それも含めてパントリーあるなしを比較するって大事です。
① 冷蔵庫の位置
パントリーに冷蔵庫を設置する場合、キッチンに近づけましょう。
注意ポイント
- 調理中、冷蔵庫は近ければ近いほどラク
- パントリーにコンセントが必要になる
- たったの数歩で使い勝手が変わる
広いキッチンって使いづらくて嫌う人がいるんです。手の届く範囲に何でもある方が便利なんですよね。
パントリーに冷蔵庫があると必ず数歩は歩かないとダメ。それが不便です。
冷蔵庫だけはキッチン側に置くなど、実際に冷蔵庫が遠いイメージで調理して試しましょう。
② 日当たり
パントリーには食材を置きますよね。食材の注意書きって見てますか?
食材の注意書き
- 直射日光を避ける
- 風通しのよい場所に保管する
- 湿気を避ける
日当たり抜群な南側に設置しちゃうと熱気がこもります。
パントリー内の食材がダメになりやすくなりますよね…。これは困る。西も西日でダメ。
北側に設置して風通しをよくする。
窓には外側から遮熱シートを取り付けて暑さを防ぐなど工夫しましょう。
③ 動線
他の部屋とつながりがあるとパントリーが便利になります。
ポイント
- シューズクロークとつながっていれば、食材が運びやすい
- ランドリールームとつながっていれば、家事動線が確保される
行き止まりじゃなければまず大丈夫かと思います。
他の部屋とつながりがあることで風通しも確保できますよね。掃除もラクです。
ただ、玄関に近いと虫と臭いの不安があります。靴箱の臭いってこもっちゃいますから。
個人的な意見としてはランドリールームとつなげることをおすすめします。土地にもよるんですけどね。
④ 風通し
風通しが悪いと食材が腐りやすいです。臭いもこもります。
ポイント
- 小窓を設置する
- 勝手口をパントリー内に作る
- 他の部屋とつなげる
- コンセントを設置して、扇風機やサーキュレーターを回す
工夫はいくらでもあります。工務店と相談してください。
パントリー内にコンセントがあれば空気清浄機が設置可能。1つは設置するといいですよ。
パントリーのあるなしを比較する方法について
パントリーなしなら別の部屋を大きくできますよね。
ランドリールームやお風呂場が広くなれば、それはそれで快適。どちらもメリットがあります。
なので、パントリーのあるなしを比較してメリット・デメリットを考えましょう。
間取りの比較は『間取りの一括請求』がおすすめです。
ポイント
- 複数のメーカーに依頼できる
- 全く違う建築士の意見がわかる
- 資金計画や土地についても情報がもらえる
だから、土地が決まってない状態でも相談できますよ。1度、どういう間取りが作られるのか取り寄せてみましょう。
あなたの家づくりの参考になります。
※詳しくは『間取り一括請求サービスを使うメリット『複数の専門家の意見が無料』』という記事をご覧ください。
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間取り一括請求サービスを使うメリット『複数の専門家の意見が無料』
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まとめ:パントリーをつけるなら位置と動線に注意しましょう
他の部屋とのつながり、風通しや冷蔵庫の位置を確認してください。
どうしても設置が難しいなら無理して設置するものでもないです。
パントリー的に使う棚があれば十分ですからね。パントリーのあるなし間取りを取り寄せて比較しましょう。
以上、『パントリーのある間取りモデルを紹介『冷蔵庫の位置・動線写真あり』』という記事でした。