「線路近くの土地を買おうか悩んでるんだけど…どうなんだろう。」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば線路近くの土地を買うデメリットが分かります。
先日、インスタグラムで線路近くの土地に関する投稿をしました。
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具体的なデメリットがたくさん届いたんですね。
私自身も実際に線路近くに住んだことがあります。気軽に住む場所ではありません。
当記事は、
- 線路近くの土地に家を建てようと考えているあなたへ
- 騒音以外にもデメリットは多いよ
- 気を付けて購入しようね
というお話をします。
他にはない具体的な内容になっていますので、ぜひお役立てくださいね。
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1.線路近くの土地を買うデメリット6つ
以下の6つです。
- 騒音が気になる(特に早朝)
- 深夜の点検
- 電車が通る振動
- 踏切渋滞がある
- 子どもが危ない
- 鉄粉の被害を受ける
ぶっちゃけ、音はそれなりに慣れます。
ただ、時間帯で気になってしまう点があります。振動はどうにもなりません。
あなたが繊細な性格。些細な物音でも眠れないなら注意が必要です。
それ以外にもデメリットがあるので1つずつ解説していきますね。
① 騒音が気になる(特に早朝)
- テレビの音が聞こえにくい
- 窓を開けられない
- 早朝や深夜の音が気になる
線路近くだから電車の音が気になりますよね。
多少は慣れます。ただ、ふとした時に気になっちゃうんですね。
寝室をどこに設置するかもポイント。
私の実家は線路側に自室があったため、朝は早くから目覚めました。
- 交代制勤務
- 些細な物音が気になる
- 窓を開けて寝たい
こういう方はストレスを感じやすいです。
② 深夜の点検
- 大きな音と揺れ、振動がある
- 深夜なので近くの家に影響する
- 定期的に発生する
線路なので保守点検作業が必要です。
とは言え、日中はできません。電車の通らない時間帯…深夜になります。
一応、事前にポスティング等はあるそうです。
ただ、届かないことがある話も多く…下請け業者によるものかなと想像します。
教えてgooにもたくさんの内容が届けられています。
昨日の深夜、線路の夜間工事がありました。
うちは玄関の前にすぐ線路がある状態で、夜間工事のときは事前に工事があると言うチラシが入ってるんですが、昨日の工事は入ってませんでした。1時半ぐらいになんだか変な音がするなぁと思ってたんですが、徐々に近づいてきて、工事だとわかったのですが、工事の音もうるさいのですが、作業してる人の話し声がまともに聞こえてきました。引用 教えてgoo
線路なので緊急な工事もあるでしょう。
余裕のあるタイミングならいいんです。あなたに余裕のないタイミングだとつらいですよね。
- 育児中
- 誰かが病気で寝込んでいる
- 繁忙期
こんな時にイライラが家族のケンカになることまで想像しましょう。
③ 電車が通る振動
- 窓がガタガタ揺れてうるさい
- 電車の速度によって揺れ方も変わる
- 振動は防ぎにくい
電車の音そのものじゃなくて、振動から出る音がうるさいんですよ。
※もちろん家の構造などの影響で変わります。
- 地響きが怖い
- 頻繁に動画を撮影する
こういう方は振動にも意識を向けましょう。
飛行機の重低音も家に響きますよね。あれ以上で聴こえますよ。
④ 踏切渋滞がある
踏切渋滞って経験したことがありますか?
- 踏切が開いたと思ったらまた閉じる
- 1本の電車が通ったら次がまた来る
- 近くに信号があると、その信号でも渋滞になる
場所によって平気で10分以上の立ち往生になります。
買い物に出かける度に渋滞。という可能性があるんです。
踏切の混み具合含めて見ておきましょう。
私の実家の近くに開かずの踏切があります。
ちょうど駅があるんですね。そして踏切の真正面には信号…。
ひどいと20分以上の待ちになります。大きな踏切だから渋滞が多い、というわけじゃないので注意してくださいね。
⑤ 子どもが危ない
- 踏切をベビーカーでとおるのが大変
- 子どもがフェンスを乗り越えて線路に入るかも
- 線路の中に遊び道具が入るかも
色々ありますよね。
逆に子どもが線路の上に石を置いちゃって問題化した話もありました…。
我が家の場合はベビーカーの踏切が大変です。
踏切によっては車が入るスペースしかなくて、歩行者が入りづらい場所もありますよね。
そこにベビーカーで行くのって大変。しかも車は気にせず突っ込んできます。
これから育児をする家庭なら要注意ですよ。
⑥ 鉄粉の被害を受ける
最近の電車はよほど鉄粉が飛散しないと言われています。
ただ、実際に住んでいる人の話を聞くと『影響を受けている』とのこと。
可能性がある…という点では意識が必要
かなと思います。
例えば旦那さんが超車好きだった場合。
鉄粉飛散の可能性のある土地を買ってイライラされるよりマシじゃないですか。
Yahoo不動産!の記事も参考になります。
かつて、鉄道社宅に住んでおりました。
その経験と、本職としてお答え致しますが、今日の鉄道では殆ど鉄粉をまき散らしません。
幹線でもレール交換は10年以上のサイクルですし、しかもすり減ったから替えるのではなく安全基準の条件で替えるわけです。
電車の車輪などは2~10万キロ走行で、車両基地で削正する、という程度で済むわけでして、殆ど沿線に鉄粉をまき散らしていない証左になろうかと思います。引用 Yahoo不動産!
2010年前の情報では鉄粉被害が多数でした。
それ以降は確かに情報が少ないです。不安であれば、その線路を保持している会社に問い合わせるのも手段になってきますね。
路線や運営が変われば線路の状態も変わると思うんですね。そこまで気にするかどうかです。
続いて、線路近くに家を建てる場合についてのお話に移ります。
2.線路近くに家を建てる場合のポイント
以下の4つです。
- 騒音対策をする
- 線路側に空間を開けない
- 線路のフェンスが高い、破損がない
- 線路の真横ではない
線路までの距離が問題ですよね。
続いて、線路側から音がやってくるので間取りや構造も意識します。
人それぞれ『うるさい』と思うレベルも違います。
後は危険がどの程度あるかを確認しましょう。
① 騒音対策をする
方法はたくさんありますよね。
- 壁に防音素材を入れる
- 窓を二重構造にする
- 線路側に木を植える
音は物にぶつかればエネルギーを失います。
吸音素材を入れるとかなり騒音は減りますね。
窓も開けたら音は入ってきます。夏場でも窓は開けられませんね。
② 線路側に空間を開けない
- 換気扇
- 通気口
ほぼこの2つですね。フィルターなどでガードされてますが、穴は穴です。
音は線路側からやってきます。そちらに穴が空いてたら音は入ってきますよね。
換気扇や通気口の位置を考えましょう。
また、線路側に寝室を設置しないのもポイント。部屋の位置で音も変わります。
③ 線路のフェンスが高い、破損がない
線路には大体フェンスが設置されています。
でも…穴があいてたり、錆びてて壊れかけてることがあるんですよ。
場所によってはフェンスが低いこともあります。
子どもが遊んでたら入っちゃう。遊び道具が入っちゃう。
子どもは電車や線路好きですからね…。フェンスを乗り越える可能性はゼロじゃありません。
私の実家の近くもフェンスに穴が空いている場所があります。
小さい子なら入れそう。野良猫はとおり道にしていますね。
④ 線路の真横ではない
- 振動や汚れが避けやすい
- 線路の真横ほど危なくない
- 音の影響が減る
音は聴こえます。でも真横ほどじゃありません。
線路による渋滞は可能性がありますね。
私が住んでいたのは線路の一区画離れた場所。
騒音問題はあったものの、汚れなどの問題はありませんでした。ご参考まで。
まとめ:線路近くの土地はできるだけ避けましょう
線路沿いのデメリットは以下の6つです。
- 騒音が気になる(特に早朝)
- 深夜の点検
- 電車が通る振動
- 踏切渋滞がある
- 子どもが危ない
- 鉄粉の被害を受ける
調べてみると「線路沿いでも満足」という意見もあります。
ただ、デメリットを知った上で買うのと知らずに買うとでは意識が変わりますよね。
「こんなはずじゃなかった…。」
を防ぐためにも、線路沿いの土地を買う際は注意しましょう。
以上、『【注意】線路近くの土地を買うってどう?覚悟したいデメリット6つ』という記事でした。
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