「断熱材に発泡ウレタンの吹き付けを使いたいんだけど、実際にどうなんだろう?」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば吹き付け発泡ウレタンの感想・メリットデメリットがわかります。
断熱材に発泡ウレタンの吹き付けを使った家に住んでいるRyotaです。
結論から言うと断熱性バッチリ!使ってよかったので検討して欲しいです。
当記事の内容はこちら
- 断熱材に発泡ウレタンの吹き付けを使った家の感想
- 断熱材に発泡ウレタンの吹き付けを使うメリット・デメリット
- 発泡ウレタンを安心して使う方法について
3年ほど住んでますが夏も冬も快適。アパートとは比べ物になりません。
吹き付けタイプなので隙間がありません。断熱性能が高くなります。
一方で値段が少し高め。施工者の腕が悪いと逆に隙間のできる可能性があります。
信頼できる工務店を見つけること。施工中に見学することが必須ですね。
それぞれ詳しく解説します。
▼信頼できる工務店の探し方▼
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【重要】工務店の探し方・選び方って?『安くて安心な家作りの優良店を見つける方法』
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1.断熱材に発泡ウレタンの吹き付けを使った家の感想
夏は涼しく冬は温かいです。
冷暖房を使っている時期はともかく、通常時で部屋の温度差があるとつらい…。
寒かったり暑かったりで体調がおかしくなっちゃいます。
家全体的に温度が均一。足元だけ寒い!みたいなこともないです。(真冬は別ですよ。)
ポイント
- 冷房は26℃以下にしたことがない。(私の住んでる岐阜は気温40℃になります)
- 外から帰ってくると家の温度が快適
発泡ウレタンの吹き付けを選んだ理由
妻の父親が住宅系の会社で働いてました。
「いいか、Ryotaくん。断熱材は吹き付けがいいぞ。この工務店は最高だ。」
とずーっと言ってたんですよ。
というのもボードタイプで『隙間ができて構造がカビカビ』な家をたくさん見てきたとのこと。
隙間ができやすい部分
- 角
- 天井
- 木と木の隙間
特に角部分に隙間が目立つから、そこを埋めるべきって言われてたんです。
吹き付けはボードと違って形が自由。角はいくらでも埋められますよね。
だから吹き付けタイプにしました。
もちろん断熱性にこだわったのもあります。快適な家って気温がポイントだと考えてたので。
家を建てる時に図書館で家関係の本を読みあさりました。
ほとんどの本で『冷たい家・暑い家って家族を病気にする』とのこと。うん、納得でしたね。
3年経っても特に問題なし
当記事を書いている現在で入居して3年目。
発泡ウレタンは徐々に縮むみたいな話も見かけました。それも感じませんね。
新築の時と変わらない断熱性を保ってます。
根拠はエアコンの温度。毎年、岐阜は40℃になるのに冷房の温度は一緒で問題なしです。
次に主観ではなく客観的にメリット・デメリットをお話していきますね。
2.断熱材に発泡ウレタンの吹き付けを使うメリット・デメリット
メリットは既にお話した断熱性の高さ。家の寿命にも関わります。
デメリットは価格と施工者の技術ですね。
メリット:断熱性が高い
断熱性が高いです。
上記写真を見てもらえばわかります。どこも隙間がなく、木と断熱材が密着してます。
施工途中で上記写真。ここからさらに丁寧にチェックしてもらいます。
建物全体がしっかり断熱されていると、極端に温度の低い場所がなくなります。
外からの湿った空気も構造部分に入る隙間もなくなります。
結露によるカビやダニで家の中がダメになるリスクが減ります。結果的に家の寿命が延びますね。
※国土交通省の『住宅の品質確保促進法』により、家の主な構造材が10年以内にダメになった場合は施工者の責任で補修することが定められています。
デメリット:値段が高め、施工者の技術が必要
私は小さな家でちょっといいプランを選択してました。
標準で吹き付けの発泡ウレタンだったんです。
もしグラスウールが標準装備だった場合、オプションで価格が上がります。
価格は、グラスウール、硬質発泡ウレタンフォーム、吹付断熱の順に高くなります。グラスウールを1とした場合、硬質ウレタンフォームがその1.5~2倍。吹付断熱がグラスウールの2~3倍
引用 マイベストプロ
後はボードタイプと違って『吹き付け』なので、厚みを作らないといけません。
ちゃんと厚みの長さをチェック。均一にできるかどうかは大工さん次第。
大工さんの丁寧さによって吹き付けのメリットである『隙間』が変わっちゃいますよね…。
だから安心して発泡ウレタンを使うために大事なことがあるんです。以下続きます。
3.発泡ウレタンを安心して使う方法について
以下の2つです。
- 信頼できる工務店を探す
- 施工中を見学。最後にもチェックする
老舗工務店で口コミ人気なトコを探します。腕前的に安心ですよね。
後は断熱材吹き付け当日に見学します。
私も連絡を頂いたのでお邪魔しました。実際に触ってみたり、何となく少ないと感じた場所を修正してもらったりしました。
方法① 信頼できる工務店を探す
家作りの基本であり、大事なところ。
ポイント
- 相談しやすい
- アフターフォローも安心
- 仕事が丁寧
- 住む人のことを考えてくれる
注文住宅は住む人が見えますよね。建売とは違います。
私たちが何に価値を持ち、どういう家に住みたいかを一緒になって悩んでくれる工務店。
そういう工務店に依頼しましょう。
▼信頼できる工務店の探し方▼
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方法② 施工中を見学。最後にもチェックする
家の建築中に足を運びましょう。
吹き付け施工がいつなのかを事前に確認。その日は旦那さんにも休んでもらいます。
という私も当記事に写真があるのでお分かりですが、ちゃんと現場に行ってます。
見学してチェックするなら2人の目で見たほうが確実じゃないですか。
10年後。家の構造がカビカビとかそういう不安が嫌ならしっかりチェックすることです。
あなたたちが現場に行くだけでも十分価値があります。クライアントが現場に来るって緊張しますからね。
まとめ:断熱材に発泡ウレタンの吹き付けを使うのはアリです
断熱材のことで悩んでたら発泡ウレタンの吹き付けはおすすめ。
断熱性能が高く隙間が無いので結露も防げます。3年ほど住んでますが快適。もうアパートには戻れません!
ただし値段が上がっちゃう+大工さんの技術力も必要です。
まず、今度の打ち合わせで工務店さんと予算の相談をすること。
次に施工日がわかれば旦那さんにも有給を使って休んでもらい、2人で見学チェックすることです。
涼しく温かい家族の健康が守れる家を作りましょう。
以上、『断熱材に発泡ウレタンの吹き付けを使った家の感想【建築中の写真付き】』という記事でした。